既存窓枠を使った木製内窓
今年の寒さは一息つかせてくれない厳しいものとなっています。
昨年末あたりから長~い寒い日の間に時々、気温が上がる日があるという感じが続いています。
昨年までの冬はどちらかと言えば、1週間単位で寒い週、そうでもない週というような感じでした。
しかも1日の中で最高気温の時間帯が比較的長かったのです。
【妙法寺の冬景色】
今年の最高気温時間帯は2時から3時までの1時間くらいであとはず~っと寒い。
最高気温が8℃でも朝のベランダは毎日0~2℃といった具合で、午前中は気温がなかなか上がりません。
これだけ低温の日々や時間帯がながくなるとマンションではどんな現象が起こっていると思いますか?
【アルミサッシの室温(暖房なし)】
躯体の鉄筋コンクリートの温度がどんどん下がっていくのです。
コンクリート保温力は各種構造体の中では群を抜いています。
本来、熱しやすく冷めやすい素材ではないのです。
冷えるのにも熱くなるのにも時間がかかるのです。
ですから、1日くらい暑い日や寒い日があってもその熱さ寒さをすぐに溜め込むことはないのです。
でも、今年のように低温時間帯が長く続くとコンクリートの温度は冷蔵庫内をはるかに下回っています。
【結露で錆びたアルミサッシ】
では、私たちの生活にはどのような影響が出るのでしょう?
① 窓周り以外の床や外壁から冷えがしんしんときて暖房が効きにくくなる。
床暖房のないマンションの床はコンクリート面にLL-45フローリングかフェルト付きのカーペットです。キッチンなどはクッションフロアの直貼りで、冷えを止める遮熱素材は入っていないのが普通です。
畳の部屋がそうでもないのは、畳の芯材に断熱性があり、天然イグサの熱伝導率が低いからです。
戸建てに比べて階下の暖房で温められると言われたりもしますが、人の家の暖房で自分の家の部屋が温まるほどのことはありません。
【結露の川、高層階では凍ることがあります】
② 玄関ドアのスチール枠やサッシ枠の結露が止まらない。
この時期、アルミサッシやガラスは空気とコンクリートの躯体によって冷やされます。
空気は、気温の上昇とともに温められますので、ガラス面は早く温度が上がります。
ですから、ガラス面の結露は早く乾くのです。
しかし、アルミサッシ枠は、冷え続けるコンクリート外壁に接しているために外気温が上がっても冷たいままなので結露はなかなかなくなりません。
たぶん、コンクリート外壁の表面温度は3度(アルテピアⅢ番街)以下になっています。
玄関ドアのスチール枠に朝、結露がびっしりついているのはそのせいです。
【アルテピアモデルルームの木製二重サッシと杉の置き床】
森林浴生活の木製二重サッシは、窓面の熱の出入りを遮断します。
杉の置き床は遮熱シート貼り仕様になっていますので、コンクリート床からの冷えを二重で遮断します。
また、杉は遮断するだけでなく、温まった空気をキープする細胞組織になっていますので一度温まると何日もその効果が持続します。
それに、無垢材は工業製品ではありませんので、経年劣化しません。
なので、一度、リフォームしてしまえばその効果がずっと持続します。
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