夏冬両用の木製二重サッシ
森林浴生活では、妙法寺駅周辺に3ヶ所のモデルルームを持っています。
1.サンヴェール須磨妙法寺 2F:須磨区妙法寺字ぬめり石6-4
2.横尾モデルルーム 5F:須磨区横尾7-3横尾4団地
3.アルテピアモデルルーム 2F:須磨区清水台1-9アルテピアⅢ番街1期棟
当社の2大商品は、木製二重サッシと床を剥がさずに置いてゆく杉の置き床です。
ともに外気の影響を室内に及ぼしにくく、室内温度をキープすること・室内湿度を調整することにすぐれた無垢材商品です。
昨日と今日、神戸でも最低温度を更新した最強寒波に、木製サッシの特徴の一つであった効果が崩されました。
【アルテピアモデルルーム】
当社の木製サッシの特徴は以下の4点です。
① ガラス窓からの熱の出入りを抑制する高断熱効果
② ガラス間隔の広い二重サッシによる防音効果
③ 窓周りを木の額のように変えるインテリア効果
④ 断熱効果に伴う結露防止効果
当社の木製二重サッシはその副産物効果として、既存サッシの窓やアルミ部分の結露を止める効果がある商品なのですが、今年になってその効果にばらつきが出始めました。
【アルテピアモデルルームに設置されている温度計】
実は今日よりも昨日の方が窓周り温度は低かったのですが…
既存サッシガラス外側:0℃
既存サッシガラス内側:5℃
木製サッシガラス外側:11℃
木製サッシガラス内側:13℃
外気温0℃に対して木製サッシ室内側は13℃と期待通りの温度差が出ています。
エアコンなし、南向きのリビングの窓です。
因みにリビングの真ん中は17℃、もちろんエアコンは使っていない状態です。
【うっすらと結露のでた既存サッシ】
2011年、2012年の冬はサンヴェール、横尾の両モデルルーム及び施工させて頂いたお客様宅で結露は全く見られませんでした。
先日のコラムでも触れましたが、昨年(2013)年12月より19階で施工させて頂いたお客様より、結露が付いたとのご連絡がありました。でも、その時点でも同じマンションにあるアルテピアモデルルームでは何の変化もなかったのですが、この最強寒波でついに結露しました。
【北側の既存ガラス表面にうっすらついた結露】
ご連絡を頂いた木製二重サッシのガラス仕様は単板5mmのものばかりでしたが、とうとう二重サッシにペアガラスを使った箇所にも結露がつきました。
悩ましいのは、同じ日時で結露が付いていないマンションもあるのです。
写真よりももっとたくさんついたマンションもあります。
現状ではまだ分析できません。
【サンヴェールモデルルームの木製二重サッシ】
当面の対策は木製サッシを支える下車(レール)部分のすき間を、いかにデザインを損なわないで塞ぐかにかかっています。第1案としてモヘアシールの取りつけを試みます。
一定の効果が見られれば、過去ご注文いただいたお客様宅に無料取付けをします。
しかし、結露は外気温だけで決まるものではありません。室内側の湿度によります。
ガスファンヒーターや石油ファンヒーターは燃焼時に室内に水分を放出しますので、湿度が上がって結露がつきやすくなります。
既存サッシのすき間の多さも冷える要因の一つですし、また、観葉植物が多い場合、植物の呼吸で湿度があがります。
しかし、冬場は乾燥しがちで、室内が乾燥しすぎると風邪やインフルエンザなどのウィルス性も活発になります。
家族に風邪気味の方がいる場合は、室温・湿度の両方を上げる方が回復は格段に早くなります。
今回のような極寒時には、除湿機の併用など臨機応変に対応することが大切なのだろうと思います。
それにしても、マンション用オールシーズン対応商品開発の道は楽しくも険しい!!
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