マンションの結露はこうやって解決する!
【室内の廊下側から見た杉無垢の内玄関扉】
「上枠からしずくとなって落ち、横枠を伝い流れる玄関ドアの結露」対策で、アルテピアのOH様からご相談を受けました。ご存じの通り、マンションドアは防火対策の関係でスチール製ですので、廊下の冷え(夏は暑さ)がそのままダイレクトに内玄関に影響します。
【外の廊下側から見ました】
玄関ドアの冷え方は、向きや位置で微妙に変わります。
低層階・中層階と高層階、北向き玄関と西向き玄関、角住戸の行き止まりで奥まっている玄関、角住戸でも風が吹き抜ける玄関など、アルテピアだけでもこれだけのパターンがあります。
【施工前の玄関、とてもきれいにされています】
結露の話ではありませんが、アルテピアⅡ・Ⅲ番街の玄関ドアは既にプッシュプルハンドルタイプに交換されています。両手に荷物を持って外に出るときなどはとても便利です。
それにレバーハンドルではないので、幼い子供が出るときにフードが引っかかったままドアが閉まり、首が締まるようなトラブルも防ぐことができます。
玄関扉の内側は専有部分ですので、色を変えることができます。
濃い茶色が杉のナチュラルなカラーに変わって明るくなったので、玄関ドア自体も明るくしたいと言われています。
ダイノックシートを貼ることで好みの色柄(400種類以上)に変えることができます。
【既に新しくなっていた玄関収納の色に合わせて、杉板を選びました】
杉は芯材が赤っぽく、周辺材は白っぽいのが特徴です。
地方の木材産地から取り寄せた場合は梱包次第にはなりますが、地元材で調達できる場合は調整することができます。これも、供給してくれる材木屋さんのセンスですね。あがりたい、ありがたい!
【枠も当然、杉で作ります】
結露は熱伝導率、室内温度、室内湿度の3つの条件が揃ったときに発生します。
アルミサッシやスチールは当然、熱伝導率は高いですね。
そこに熱伝導率が低い真逆の無垢材(合板はダメです!)を持っていくことに意味があります。
一般的には樹脂が多いのですが、耐久性やその断熱性に置いて杉にはかないません。
それに杉の内玄関扉をつけると、玄関を開けるたびにいい香りがします。
うちで一番長いサンヴェールモデルは2年5か月が経過していますが、木の香りはまだまだ健在です。
わが家に帰ってきた~という感じがします。
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