無垢製オーダー家具、TV台付リビング収納とパソコンラックを納品
【奥行250㎜、扉のない食器棚】
建売と違って、マンションのキッチンの作業動線は「狭い、短い」につきます。
狭いのは作業通路の幅、つまりキッチン天板と冷蔵庫や食器棚との間隔です。
短いというのはキッチンの長さです。1850㎜、2100㎜は建売でも考えられない寸法です。
2400㎜の天板はマンションでは長い方です。2250㎜もマンションなら良い方で、建売にもたまにあります。
【杉無垢の食器棚、通路幅を確保するためにオーダーしました】
奥様方と時々話をしていて思うのですが、キッチン通路の幅よりも食器棚の収納量の方が大切なのです。
でも、確かに家族が多ければ食器もたくさんいりますが、狭さのストレスは馬鹿にできません。
それに、夫婦二人で…娘と二人で…台所に立つことを考えると,
作業動線の十分な確保の方が私には大切に思えます。
上記2点の食器棚は通路幅を確保するために扉をなくしたものです。
内部は可動棚にしてるので、板を増やせば結構な量の食器が置けることがわかりました。
カレー皿等を納めるのなら最低でも奥行は300㎜、サラダ用ならそれ以上が必要ですが、おおむね350㎜以下ですっきり入りきります。市販食器棚の450㎜は狭いマンションには不向きです。
【引違吊り戸のワイド食器棚】
最初の写真は、通路幅を確保するのと予算の節約で扉をなくしましたが、両者がクリアするのなら引き戸の食器棚がよいのです。ガラスなどを工夫すれば中も見えにくくなります。
無垢材と違ってポリ合板の表面は若干静電気が起こるので埃を吸い寄せます。
ですから、扉があった方がよいのです。安い順番で並べると、扉無し⇒開き戸⇒引き戸になります。
【家電カウンター付のポリ合板オーダー食器棚】
キッチン背面の壁の有効寸法から逆算しました。冷蔵庫スペースは700㎜でOKだったので、残りは1255㎜でしたが、少し余裕を見て1215mmにしました。
通路間隔が800㎜強確保で、家電カウンターの奥行は650㎜まで伸ばしました。
下は全て引き出しにしてお皿類を中心に収納します。上を敢えて開き扉にしたのは、引違戸だと面がずれるからです。開きなら揃ってきれいです。ここには可愛いカップなど見せるモノを置きます。
【ゴミ箱収納付の食器棚】
窓と窓の間の壁に合わせて食器棚をつくりました。一人暮らし用なので家電類は少なく済みました。
ゴミ箱は3種類おけるようにしましたが、結論的には2個でよかったです。
燃えるごみと包装容器プラスチックはOKですが、ビン・缶・ペットボトルは週1回なのでゴミ箱には収まり切りません。
結論、マンションの狭いキッチンでは食器棚の奥行は350㎜の扉ありがベスト。
家電カウンターは状況に合わせて作りましょう。
杉や桧などの無垢材ならば、長さも奥行も自由自在で食器棚を製作することができます。
キッチンの入れ替えと同時に台所も整理整頓したい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html