マンションの押入、クローゼット改造!
【最初は何の変哲もないダイニングの壁でした】
マンションは、収納が少ないとよく言われますが、それ以上にモノが置けるカウンターというものがありません。対面キッチンの狭いカウンターくらいですが、実際はその上を食器が通過する空間なので本来は置くことはできません。
【当初、電話・FAX台としてカウンターだけを付けました】
高さは右手の出窓カウンターに、奥行は出窓カウンターの小壁(約300㎜)に合わせました。
正面壁の右下には電話のジャックが来ていたのも利用しました。と、言うのもマンションではダイニングの寸法が様々です。「たぶん…だろう」で食卓を買うと、必ず「こんなに周囲が狭くなるとは思わなかった」ということになり、何十年も「狭い、狭い」と暮らすことになるのです。
必ず、縦梁などの凹凸を含まない内寸のタテとヨコの寸法を確認してからにしてください。
【杉無垢カウンターの下に引き出し・プチ本棚を製作しました】
杉無垢カウンター施工後に、1500×900の食卓セット(椅子4脚含む)を入れました。
座ったり、立ったりするときに椅子を引いても、さほどカウンター下に影響がないことが実感できたので、整理整頓とリビングボードの本棚不足を補う目的で今回のプチ収納家具をつくることにしました。
【棚板は無垢ではなく、あえて白いポリ合板で…】
床の杉板の木目との調和が難しかったので、あえて白いポリ合板でつくりました。
カラーアクセントにもなりますが、軽くて安価なのがポイントです。
それでも既存の奥行や無垢のカウンターの微妙なたわみに合わせて施工するのは気を使うところです。
深めの引き出し2つは雑多なものを入れます。
物で分類する時はハガキや領収書、手紙等です。「〇〇をするための道具一式」という考え方もあります。
いずれにしても、食卓付近は分類不可能なくらい色んなものが集まる場所です。
実際はその場で捨ててしまえばよいものが多いのですが、そうも行きませんね。
【最終的にはこんな感じのサニタリー+DKになりました】
左奥には下着の入るマルチ収納、真ん中はワイド食器棚、正面が今回ご紹介した収納家具です。
壁の白にうまく溶け込む感じは達成出来たと思います。
ポリ化粧合板は色柄が豊富ですが、濃い色柄を持ってくると一見豪華な感じはするのですが、微妙な圧迫感があり通路が狭く感じたりします。
その点、壁と同色でかつ白と言うのは狭いマンションにはとても使い勝手のよい色です。
次の段階は実際に本などを収納してみてどんな感じになるかですね。
マンションリフォームはひとつひとつ確かめながら進めていくのが後悔しない一番の近道ですね。
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