最新の節水型トイレで、流れもスッキリ!
最近、リフォームのチラシを見ると、設備廻り商品が特別価格でバンバン出ていますね。
特にトイレは、色んなメーカーの製品が限定商品、限定価格でびっくりするくらいの価格で紹介されています。
私は、今までTOTO、LIXIL、タカラスタンダードと3社5種類のトイレを扱いましたが、
〇〇を考慮しないと100点満点のトイレ交換にはならないということがわかりました。
〇〇とは排水口の位置と便器後部のジョント位置の関係を把握することです。
一言でいうと、下手をすると新しい便器が思っていたよりも前に来て入口付近が狭くなってしまうということです。後部の壁と便器の間が以前よりも広くなってしまうんですね。
【背面の右壁から2度曲がり型にジョントされているケース】
マンションは階数や間取りごとにトイレのパイプスペース(PS)が異なります。
写真はサンヴェール須磨妙法寺モデルルームのケースです。
2階で水圧の問題なかったので、念願のタンクレストイレにしたのですが、ごらんのような形状の排水管で思うように便器が後ろに寄りませんでした。
【右横のパイプスペース(PS)とジョイントされているケース】
角にパイプスペースがあり、横からの場合は、タンクの下にジョントがおさまるような便器が適切です。
そうですね、横から見るとえぐれているような形状で便器本体の接続部がタンクよりも少し前にあると理想的です。
タンクの形状も薄型幅広型と、奥行があり幅が狭い形のものがあります。
横にPSがある場合は、後者のタイプがトイレ内の中心に便器を持ってくることができます。
某メーカーでとてもフィットするトイレを見つけています。
【左側の壁から直接排水管が出ているケース 横尾モデルルーム】
この時は、トイレの向きを90℃変えたのであまり便器を選ぶのに制約はありませんでした。
それに横尾団地は一般のマンションよりもトイレ空間が広いのであまり神経質になる必要はありません。
1階ならば、床から排水管が出ているケースがあります。背面の壁の真ん中あたりから出ているケースもあります。それぞれのケースに合わせて適切な便器を選ぶ必要がありますので、お得な限定商品は買えないかもしれませんよ。
マンショントイレのリフォームは、便器そのものを新しくするだけでなく、(出来れば)狭い空間を広く使いたいという要素が欠かせません。
あなたのトイレ空間にあわせて適切な助言をしてくれる業者さんに相談することが大切です。
森林浴生活では、杉や桧などの無垢材を使ったマンションリフォームを得意としていますが、設備廻りも細心の注意で取り組んでいますよ。
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