「結露、湿気、カビ」のことを知らないリフォーム業者が多すぎる!
ようやく寒い冬が終わって、今年は一日の寒暖の差が激しい春を迎えていますね。
とりあえず、結露については一服ですが、これからはカビに変じてゆく季節です。
毎日の窓ふきから解放されてほっと一息ついたタイミングですが、結局、放置しておくと今度はカビで嫌な思いをすることになります。
結露の第一印象としてはガラスにびっしりついた水滴だと思いますが、よく調べてみると窓のガラスの水滴はそんなに悪さはしていません。
窓ガラスにつく結露の罪状は何かといいますと…
① 寒い冬に毎日、家族に雑巾や小型ガラスワイパーで労働せしめること。
② カーテンを湿気させてカビだらけにさせる。
③ 廊下に結露の川をつくり、寒い日は氷ついて歩行の妨げになる。
ようするに、窓面の水滴のほとんどはサッシレールを伝って外に流れ落ちます。
ただ、水滴が着く過程で接しているカーテン生地を湿らせてしまうのです。
罪が重いのは固定されているアルミ枠につく結露です。
写真は結露で変色、腐食した和室の内障子枠ですが、25㎜四方のアルミ枠につく水分は全て室内側にきて木枠や壁に染み込んでいきます。
マンションの窓枠の3方(左右と上)には15mの内枠が回っています。
写真はその15㎜に枠にびっしり着いた結露です。上からしずくが垂れ落ちています。
左右の15㎜枠です。ここにもたっぷりついていますね。この左右と上のアルミ内枠はサッシの一番室内側にあるので、暖気に近く最も結露が出やすいのです。
大手メーカーの簡単取りつけ内窓〇ラマードの施工写真です。
薄い樹脂の枠を既存木枠の中におさめています。既存サッシと新たにつけた樹脂サッシの空間がほとんどありません。
写真右をみると壁にカビがびっしり発生しています。お客様に伺うと施工してから2年目くらいから壁にカビが付き始めたそうです。他の要因もあるかもしれませんが、珪藻土を塗った壁にカビが着くのはあまり聞いたことがありません。
即ち、複層ガラスはガラス面の結露の軽減。〇ラマードは若干の断熱効果のみで結露対策にはならなかったこと言うことになります。
つまり、窓ガラスとアルミサッシ枠をある程度の空間を以てすっぽりと包みこんでしまわないと完全な結露対策にはならないことがわかりました。
森林浴生活の木製二重サッシ(木枠とも)はこれらの問題を美しく、高耐久に解決しました。
暖かくなった今、カビで汚れた壁面の補修もかねて冬までに対策されてはどうでしょうか?
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