既存窓枠を使った木製内窓
【グレーシィ須磨アルテピアⅢ番街 1期棟 モデルルーム 栂材製のワイドな出入窓】
当社で、マンション用に開発し、試行錯誤して改良を重ねてきた木製二重サッシ&木製窓枠を「後付け二重窓」として特許出願しました。
発明の名称:後付け二重窓
特許出願日:2013年2月22日
特許出願番号:特願2013-033093号
【サンヴェール須磨妙法寺 モデルルーム スギ材製の二連出入窓】
従来の二重窓との違いは…
① 窓枠の構造強度と加工性
従来技術では、既設の窓木枠を利用してその内側に取り付けるため、その耐久性や出幅などが不十分な場合は安定して取り付けられないことがあった。
長く結露を放置していた窓木枠の下部は、上と両側のアルミ枠の3方からの結露が集中するため、その水分で腐っている。そのため、新たな二重サッシのレールや枠を取り付けるためのビス等が効かないことがありました。
腐っている下の木枠は解体し、新たな木製枠を取り付けるので安心です。また、無垢材は自由に加工できるので、どんなサッシ枠の出幅にも合わせられます。
【グレーシィ須磨アルテピアⅢ番街 モデルルーム 栂材に着色した腰板一体型の腰窓】
② 樹脂よりも熱伝導率の低い無垢材を採用
当社の窓木枠(上・左右)は、室内側に流れこむ結露が発生するアルミ枠をその形状に合わせた無垢材枠で覆い、空気に触れにくくするようにしたことが特徴のひとつです。上と左右の木枠が腐っているケースには、まだ出会ったことがありません。
また、アルミは私たちの身の回りにある金属の中では、最も暑さ寒さを伝えやすい性質がありますが、無垢材はその逆で伝えにくいのです。無垢材の木枠は外部の暑さ寒さを遮断してくれます。
【横尾4団地 横尾モデルルーム 換気小窓付きのスギ材製の出入窓】
③ 空気層の十分な確保
結露を止める断熱性と防音性を高めるには空気層を十分に確保することが重要です。従来の二重窓では、既存窓枠の内側に取り付けるのでその効果は不十分です。
当社の二重窓では、既存サッシ外側のガラス(単板5mm)面と内側に取り付けた木製サッシのガラス(単板5mm)面内側では、10℃超の温度差が計測されています(晴天時)。
【横尾4団地 横尾モデルルーム 換気小窓付きのスギ材製の中桟付き腰窓】
また、当社ではサッシの外側にある網戸を撤去し、既存サッシと新たに取り付ける木製サッシの間に取り付けるインナー網戸を考案しました。
常に室内側にあるので、網戸が汚れ難く、長持ちするのが特徴です。
このように無垢材などの自然素材を使って、今までマンションだからとあきらめていた問題を解決することに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
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