襖(ふすま)の貼り替え、いろいろ
窓も床の間もない、単なる押入れだけのマンション和室を、私好みに改装しました。
今月23日(土)にプレオープンする新モデルルームの和室です。
(神戸市須磨区清水台1番地の9グレーシィ須磨アルテピアⅢ番街1期棟203号)
【リビングとの和室の出入り口に御簾戸】
リビングとの出入り口には、古材屋で探してきた御簾(みす)戸【簾(すだれ)戸、夏障子とも言います】を入れてみました。
古材屋の主人の話では、築100年を超える古民家を解体したときの蔵にあったものだそうです。
太い葦(あし)で編んでいますし、破損状態もほとんどない上モノなのできっとそうなのでしょう。
【施工前の様子です】
雰囲気がずいぶん変わりました。洋室のはずのリビングと違和感がありません。
【和室側から見た様子です】
御簾戸の下に注目してください。板を継ぎ足しています。元々ある鴨居の方が御簾戸よりも約10cm高かったので、このような方法を取りました。腰板の模様がかわいいでしょう?
畳も熊本産イグサ畳にして、畳の縁も赤と黒の少し派手目(今様と言います)にしました。
【150年モノの蔵戸を押入れの戸にしました】
古材屋でたまたま見つけて一目ぼれした蔵戸です。きれいに磨いて塗装してもらい、このような立派な戸に再生できました。
押入れや物入れという名称は、扱いが低くなりますよね。
そこで、蔵、プチ蔵にしました。当然、中の壁と天井には漆喰、床は杉の無垢板で仕上げました。
大切なものをしまうわが家の蔵です。
天井には弁柄色の和紙クロスをはり、三宮のアンティークショップで探してきた古いボール型の照明器具をつけました。はい、私の趣味で選びました!
【施工前の様子です】
こんな感じの和室がマンションでは多いですよね。写真には写っていませんが、廊下側から和室に入る入口は、漆喰に塗りの引き戸にしました。
マンションの和室に古建具、悪くないと思います!
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