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髙岡恭平

人生100年時代の健康寿命リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい) / 福祉住環境コーディネーター

森林浴生活株式会社

コラム

カウンターに使うダイノックシート

2013年2月5日 公開 / 2020年4月24日更新

テーマ:マンション 調湿 

コラムカテゴリ:住宅・建物


【新モデルルーム施工前の出窓カウンター】

少額で部屋のインテリアを変えるには、垂直面、水平面の目に近い所を触るのが一番効果的です。
水平面の代表的なところは床、垂直面は壁になりますが、これらを一新するのは手間的にも費用の面でも大変です。
目に近い次の水平面はカウンターです。カウンターなら荷物の移動も少なく、小面積なので材料代も少なくて済みます。


【出窓カウンターに「錆色」のダイノックシートを貼りました】

南向きのせっかくの出窓カウンターのポリカの表面が劣化し、継ぎ目も開いていました。
冬の日差しが眩しいので、色の濃いダイノックを検討しました。

アルミサッシに栂の二重サッシ用の木枠を入れて、両側と天井部分に杉の板を貼って雰囲気を替えました。木製二重サッシは最後に入れますが、栂と杉の質感を損なわない柄として「艶消しの錆色」のダイノックシートを貼りました。


【半対面カウンターのダイノックシート】

ダイニングを挟んで出窓カウンターの対面にあるキッチンの半対面カウンター。
ここは、白のMDFでしたが、劣化して黄ばんでいましたので、同じ錆色を選びました。
もう少し離れていれば色柄を変えてもよかったのですが…

流し台の天板がステンレスでしたので、組合せとしては地味になりました。
白っぽい人造大理石なら、もう少しイメージが変わったと思います。


【新モデルルーム施工前のトイレカウンター】

マンションではトイレの側面にカウンターがあるのは珍しいので、ここは少し派手な柄を選んでみました。


【光沢のある大きな木目柄のダイノックシート】

住友3Mでは、ブビンガ・グロスという種類ですが、トイレに入るときにダイナミックな木目が目に飛び込んできます。

今回のモデルルームでは、扉も全て新調しましたが、開口枠はそのまま使っています。
その開口枠には、壁に塗る漆喰の白に合わせて艶消しの白いダイノックシートを巻き込みました。

室内の要所要所の色が変わると、気持ちが前向きになったり、逆に落ち着いたりする効果がありますよ。
ダイノックシートは杉や桧との相性もとてもよいので、これからのマンションリフォームではおススメ素材です。

こんな自然素材と店舗アイテムをうまく使うマンションリフォームに興味のある方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php

実際にモデルルームで確認したい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html

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