築140年超の古民家改修、 家は当然、防水工事が重要!
【対面キッチンカウンター下の杉の腰壁】
昨日、薄いブラウン色の漆喰が塗り上り、本日、エアコンの取付けを以て工事が完了しました。
当初は、無着色の無垢の杉板がダークオーク色に合うのか、お客様もおっかなびっくりで進めていましたが、出来上がってみるとなかなかのものでした。
どちらかというと、無垢の杉板をひとつの装飾品という感覚でとらえたのが良かったのだと思います。
【オーク調ドアの両側の杉材】
写真ではわかりづらいのですが、光沢のある既存床のウレタン塗装面に対して、新たに取り付けた杉腰板は、ある程度カンナ掛け(光沢を落とした)した仕上げで変化をつけました。
【ダイニング壁面全体の杉板】
ダイニング一面に張り上げた杉材は、ダークオークのドアの表面も考慮してわざと粗く仕上げました。
【横から見た感じです】
また、横から見るとよくわかりますが、板の厚みや幅を微妙に替えています。窓から入る自然光の陰影を作るためです。
施工前は同じ壁紙だったのが、同じスギ材で壁面ごとに相当変化をつけることができました。
【和室入口につけた御簾戸とその木枠】
最後に、壁面全体に薄いブラウン色(写真では白く見えますが…)の漆喰をローラー塗装したことで、和室の御簾戸とその枠に使った栂(トガ)とのバランスがとてもうまくいきました。
当初、ダークオーク調に無着色の無垢材はしんどいかと思っていましたが、お客様のお蔭でインテリアとして成り立つことがわかってとても感謝しています。
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