子供さんの鼻水に咳、それは相当な確率でダニが原因!
地元篠山の藤本林業所(HPはこちら⇒http://www.fujirin.co.jp/top/)の山から伐採された杉で作った腰壁が完成しました。節の少ない所を選りすぐって製材した木目に、お客様も大満足です。
リビング側は、既存収納扉の色に近づけて芯材の赤身を配し、中央付近は白っぽい木目の板を集めました。
ダイニング側に曲がる所には、少し木目のはっきりした板を持ってきて、直射日光の反射で白っぽくなりすぎるのをカバーしました。
台所に隣接する部分は、中の食器棚の色に近づけるために、再び赤身を集中させました。
ダイニング入口横は、先に左手の壁前面に貼った板目の模様に近いものを選んで調和を取りました。
ご主人さまと奥様の素晴らしいセンスのおかげで仕上がりましたが、用意した杉板材が豊富で、しかもよかったので非常に選びがいがあったとお褒めの言葉を頂きました。
元々、自然素材はとても包容力のある存在で、周りのどんな色(工業製品)にでも溶け込んでしまう特長があります。でも、工業製品同士の柄違いや塗装の色違いは、ひとつ間違うとおかしなことになってしまうので、選別には特に注意が必要ですよ。
昨日、既に出来ていた御簾戸の欄間部分に板が入りました。
柾目がきれいな京都産の栂(とが)を使って仕上げました。御簾戸の向こうには普通の和室があるのですが、こうしてみると奥には何があるのだろうかという、不思議な気持ちになります。
合わせて、漆喰用の専用下地紙を貼り終わりました。明日の昼過ぎまで乾かして、いよいよ漆喰で仕上げです!今回は少し漆喰の色を工夫したのでとても楽しみです。
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