穴の開きやすいマンションの室内ドアにプラスαの改善策は?
インテリアカラーというのは、床や建具の色をさしていますが、最近の新築マンションには、ある傾向があるように思います。
【傾向1】
普及価格帯では、インテリアカラーはおおむね3色。ホワイト系、ライトブラウン系、ダークブラウン系で、ダークブラウン系の部屋は少ない。
【傾向2】
高額で専有面積が100㎡を超えるようなマンションでは、ダークブラウン系が多くなり、フローリングだけでなく、カーペットにもその傾向がみられる。
ここ数年は販売単価が伸びず、専有面積も縮小傾向なので、室内を広く見せるためにホワイト系のインテリアカラーでまとめているのだと聞いています。
高額層はいつの時代でもいます。戸数こそ減っても確実に売れるので、ダークブラウン系でしっかり作りこんでいます。
【某中古マンション ダークオーク系の開き扉】
問題は、あなたがインテリアカラーを選んで買えたのかどうかです。ここ一年、新築時から入居されている人の話を伺うと、間取りはこだわったが、内装色はあまり気にしなかった方が多かったと…。
完成後買った人は別ですが、完成前でもすでに内装色を選べる段階でなかったという話もかなりありました。どちらかといえば、関西は完成前の段階でオプション販売はしないのでそれもあると思います。
それならば、リフォームするときは、別に今住んでいるインテリアカラーにこだわらなくてもよいのではないかという考え方ができます。
家具やカーテンを選ぶとき、床や建具の色がダークブラウン系になると選択の幅が少なくなります。
金額もすこし高めです。それに濃い色は空間を狭く感じさせています。
【同上 キッチン扉と片引き戸】
いまダークブラウン系の部屋に住んでいる方は、床や建具の色を明るい色のものに交換すると、新しくなるということ以上に空間効果が期待できます。
マンションの場合、リビングダイニング以外は狭くて暗い部屋が多いので、良い選択ではないでしょうか?
【同上 玄関扉内側と下駄箱の扉】
建具は開口枠に合わせて新調、開口枠はダイノックシートを貼れば問題ありませんね。
一旦つぶして作り直すというのはどうしてもお金と時間がかかります。
今お住いの間取りに不便がなければ、そのまま使うのが合理的です。
【妙法寺モデルルーム 杉の床とスギの木製二重サッシ】
無垢のスギやヒノキの色は、ホワイト系、ライトブラウン系の範疇に入ります。
森林浴生活の木の建具はサイズフリーなのでどんな大きさの開口にも合わせられます。
木目が嫌なら、フラッシュ戸に漆喰を塗ることもできますよ。
インテリアカラーを自由にできるマンションリフォームのHPはこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html
リフォームするときは、今の内装色にこだわらず、ご自分のインテリアカラーを主張してください。