住み継がれてゆくマンションリフォームを目指して!
中古マンションの床と壁だけでなく、木製二重サッシや内玄関扉、建具、キッチン、家具に至るまで無垢材をふんだんに使う会社は、今まではなかったように思います。
【神戸市須磨区妙法寺 モデルルーム 杉の木製二重サッシ】
しかも生活している自宅をモデルルームとして常時、開放するのはうちだけかも…
これはひとえに無垢材の性質ゆえに決めたことなのです。
国産(地元産)の無垢材の特徴とは何か…
①高い保温力(高い断熱性)
②低い熱伝導率(体温を奪わない)
③室内の自然調湿(サラサラ感)
④自由自在の加工性(どんな寸法でもOK)
⑤経年硬化、経年美化(だんだん硬く、美しく変化)
⑥杉や桧の心地よい香り(イライラ防止効果もある?)
【神戸市須磨区妙法寺 T邸の木製二重サッシ】
しかし、従来の建材としての観点から見ると欠点も…
①曲がる、反る
②割れる
③キズがつきやすい
④価格が高い?
⑤たまに虫がわいている外国産材がある
最初に、篠山で林業所と製材所を営んでいる藤本林業所(HP⇒http://www.fujirin.co.jp/top/)と、無垢材を頻繁に扱っている大工さんにモデルルームの相談をしました。
結論は、過去にそんな例はないので無垢材の変化は予想できない、との回答でした。
それは私が生活してみないとわからないということなので、無垢材の欠点に対するクレームは一切つけないので、施工してほしいとお願いして実現しました。
【神戸市須磨区妙法寺 モデルルーム 杉の木製内玄関ドア】
マンション生活で、無垢材の何が魅力的なのか? 何にがっかりするのか?
少なくともワンシーズン暮らしてみないと本当の答えは出てこないのです。
妙法寺モデルルームは、4月から6月。横尾モデルルームは9月~11月にかけて工事をしましたので、工事中にある程度の経験はできました。妙法寺モデルルームを7月から10月の生活期間で、12月の事務所開きを決めたのも2ヶ所のモデルルームの体験があったからです。
キズなんてすぐつきますよ。経年変化っていいますけど、それは毎日少しずつ変わっているんですね。
実はキズも変わるんですよ。床や壁の色も1年半でじわっと色濃くなってきました。
1年が過ぎようとしているときに、木(無垢材)がうちのマンションになじんでくれたのだという実感がありました。
【オリジナルの布団収納畳ベッド】
それと不意のお客様にも対応する必要がありますから、毎日あさから家族全員で家の片づけをしています。私たち夫婦に家事の境目はありません。
キッチン廻り、洗面所、浴室にトイレ、ほとんど毎日お掃除しています。息子だって以前よりは散らかさないように協力してくれています。だから、毎日家が綺麗です。
【布団収納畳ベッドを開けたところ】
でも生活しているのですから、しっかり生活感はお客様に感じてもらえます。
生活感の中の無垢材こそが、私が提案したい木のマンションライフです。
製材したての無垢材の香りも素晴らしいですけど、時間が経った無垢材や何十年も前の古材も、ご自分の感覚で確かめていただきたいのです。
杉と桧のマンションリフォームのHPはこちら⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
これからのマンションライフは、窓の結露と床の冷えが悩みです。是非、モデルルームでご体験ください(HPはこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html)。