杉&桐の本棚と一体型の杉の引き戸
【須磨区妙法寺 サンヴェール須磨妙法寺 モデルルーム】
マンションにお住いの皆さんは、大多数の方が狭いと感じられています。
部屋の広さもそうですが、収納スペースもよくやり玉にあがります。
ですから、そんなマンションでは、室内で使う商品は一年中使えるものの方が、空間占有効率が高まってよいのです。
空間占有効率とは私が思いついた言葉ですが、要するに、しまい込まなくてもよいということです。
マンションで採用率が高い商品の中で、夏は便利ですが冬は無用の長物になるものがありますね。
そうです、玄関網戸です。
玄関扉の内側に取り付ける、折れ戸の金属扉です。白やブロンズが大半ですね。
典型的な夏だけ商品です。冬は折りたたんで開けたままにしておかなければなりません。
マンション空間の中で、狭い空間のひとつが内玄関なのに、こんな商品機能でよいのでしょうか?
冬は折りたたんだ扉がじゃま、網戸にこびりついた埃の除去も面倒です。全面網戸なのに、夏のように日差しが明るいときでも内玄関は暗く、何度も開閉しているときちんと閉まらなくなる。
中が見えない、風が通る、蚊が入らないだけの夏対応機能だけでは、マンションには不向きだと思います。
【須磨区妙法寺 サンヴェール須磨妙法寺 モデルルーム】
森林浴生活では、杉の木製内玄関ドアを試作しました。その特徴は…
①杉無垢のドアなので外からみても内側からみても木目が美しい。
②網戸付のスリットがあるので、夏でも風が通る。
③天然杉のもつ断熱性が、熱くなったり冷たくなったりするスチールドアの冷気・暖気を遮断するので、内玄関が季節の影響を受けにくく、年間の室温のギャップが小さくなる。
使ってみて課題と感じたことは…
扉の上部にガラスを設けて内玄関を明るくする必要がある。ガラスは複層(ペア)ガラスを採用すべし。
網戸付の通気スリットを開閉式にする。今よりも開口部は大きくする。
上記2点をクリアしてデザインする。これが難しいですね。
再来月の11月に、3戸目のモデルルームをつくるのでここでお披露目する予定です。
皆さん、期待してください。
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実際にモデルルームで確かめたい方はこちら⇒http://forestreform.co.jp/about/modelroom.html