森林の自然力をマンション生活に活かす!
最近、テレビの健康番組で興味深いシーンを目撃しました。
NK細胞が、がん細胞の繁殖を抑えることは知っていましたが、実際に小さなNK細胞が大きながん細胞の細胞膜を破ってがん細胞を破壊するシーンはなかなか感動的でした。
テレビでは、NK細胞の活性化には笑うことや泣くこと、感動することなどストレスを感じない生活をすることが大切だと結論付けていました。
森林医学では別の実験でNK細胞の活性値が上がることを突き止めています。
桧の机120台を置いた部屋に8名の被験者に入ってもらい、入室前と退室後のNK細胞の活性値を測定する実験です。何もない部屋での対照実験もしています。
結果は、何もない部屋より桧の机120台の方が、有意にNK細胞の活性値が上がりました。
桧の何がNK細胞を活性化させたかですが、おそらく桧の香りに含まれる成分だと思われます。
桧の材油成分は含有率が1.0~3.0と多く、アカマツと肩を並べて主要樹種ではトップの含油量です。
桧の香り成分、つまりフィトンチッドは、α-ピネン・テルピオネール・リモネンなどが含まれています。
また、別の実験で、α-ピネンだけを嗅がせて運動させると疲労回復時間が有意に早くなったという結果も出ています。
NK細胞が苦手なのはストレスですが、実際にストレスを感じないで生活するのはむずかしい。
また、年がら年中、笑ってもいられませんしね。
でも、生活環境に桧をたくさん持ち込むことでNK細胞が活性化し、癌に対する免疫力が強くなるなら簡単なことですね。
是非、床や壁、建具に桧を使いましょう。
当社では、脱合板を目指し、そんな自然素材でマンションを健康後押し空間にリフォームすることをいつも考えています。
当社のモデルルームでご確認ください⇒http://forestreform.co.jp/top/index.php
森林医学についてはこちらで⇒http://www.fo-society.jp/forest-medicine/