外壁断熱材の見直し =外壁断熱材の劣化対策が資産価値を落とさずに、快適に永く住む秘訣=
スギの二重サッシ(神戸市須磨区妙法寺 サンヴェール須磨妙法寺 モデルルーム)
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先日、ひのきの家具でブレイクしている木工房「ようび」さんをご紹介しました。
ミスチルの桜井さんが購入したこともあるという家具は、現在6か月待ち状態だとか!
ようびさんの活動拠点は岡山県の西粟倉村。兵庫・鳥取両県との県境です。
西粟倉村は平成の市町村大合併時に、その流れにノーを表明しました。
(同じ郡内では、他のすべての町村が合併して美作市となりました。)
自立の道を選んだ村が、どのような紆余曲折を経て現在のような形になり、今後どのような道を進んでいくのか、それはそれで感動的なストーリーです。
(興味のある方は、株式会社西粟倉・森の学校http://www.nishihour.jpをご覧ください。)
国に頼らず、自分たちの力と知恵で行動を起こす時、新たな「つながり」と「きずな」(この言葉は、ロンドンオリンピックですっかり定着しちゃいましたね)が生まれ、そこに道の兆しが見えてくる…。若い人達をも魅きつける何かが生まれ、新しい雇用も生み出される…。
個人もコミュニティも、真に自立するとは大変にしんどいことですが、自立を選択して七転八倒していく中で、決してあてがいぶちではない、自分たちが創造してきたというずっしりとした手応えと感動、かけがえのない宝ものを、ギフトとして与えられるのでしょう。
スポーツもしかり、ビジネスもしかり、です。
以前「プロジェクトX」というTV番組で、十勝ワインの誕生を見た時も同じような感動を覚えました。
自分たちでゼロからワインの醸造に取り組み、国からは「自治体が金儲けに走るとは言語道断だ」と非難されたそうですが、見事に十勝ワインは成功し、国の助成金に頼らない自立した自治体となりました。
でも、なぜワインだったのでしょう?
冷害で作物がほぼ全滅状態だったとき、十勝の周囲の山で自生していた山ブドウを見つけ、この土地はブドウならいけるのではないかと思ったそうです。
作物が壊滅状態だった中で、とにかく山ブドウは生きていた…。
実際にワインに用いるブドウを栽培するのは非常な苦労だったようですが、「今となっては、あの山ブドウを与えてくれた自然に感謝しています。」とTVで町役場の元職員の方が言っておられました。
西粟倉村も十勝も、自立を支えてくれるのは、商品となる作物を育んでくれる自然があってこそ。
そこに強い意志をもった人間が働きかけることで、すばらしい相乗効果が生まれるのですね。
(だから、その自然を根こそぎ、かつほぼ永久に奪ってしまう原子力発電所の事故が許せないのです。原発は絶対反対です!)
慌ただしく、流れの速い都会に住む人たちが、一日の終わりには自然のめぐみを少しでも体感し、ゆったりとした気分になれる…。
そんな生活を提供する、真に自立したビジネスを目指して頑張っています。