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髙岡恭平

人生100年時代の健康と家計を守る天然木リフォームのプロ

髙岡恭平(たかおかきょうへい)

森林浴生活株式会社

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コラム

地球温暖化がマンション生活者に及ぼす影響

2012年8月10日 / 2018年9月23日更新


神戸市須磨区妙法寺字ぬめり石6-4サンヴェール須磨妙法寺の当社モデルルーム

2009年10月、環境省と文部科学省、気象庁は地球温暖化に関する最新の研究成果を盛り込んだ報告書を公表しました。今から約3年前の新聞記事です。

1.日本の平均気温は今世紀末にセ氏4度上昇。

2.真夏日(最高気温30度以上)が現在の2倍の年間80日に増加。
  猛暑日(最高気温35度以上)も30日近くに増加。

3.熱帯夜(夕方~朝の最低気温25度以上)が現状の3倍の年60日に増加。

4.熱中症による死亡リスクが3.7倍に増加。

5.冬日(最低気温0度未満)は半分以下の20日に減少。

私見ですが、自分なりにマンション生活者にこれらの現象がどのような影響を及ぼすかを検証してみました。

たぶん7~9月の3ヶ月弱の間の日中の最高気温が連日30度を超え、更に35度超の猛暑日も1ヶ月、熱帯夜が2ヶ月にもなる事を考えると恐ろしいですね。

これでは、マンションの構造体のコンクリートが夏の間中、「冷える暇」がないということになります。
コンクリートは空気の200倍の蓄熱体なので、室内の高温化に与える影響は計り知れないとお思います。

また、太平洋上から湿舌(しつぜつ)と言われる湿気をタップリ含んだ暖気が日本上級に侵入してくると、ゲリラ豪雨の頻発や大型の雨台風(数は減るかも…)が発生。
まるで熱帯の雨季で日常的に湿度が上がることになるので、窓を開けて換気するのもはばかられますね。

一番先に浮かんだシーンは…
このような酷暑の日に一日締め切ったマンションに入る瞬間です。

外気温並みに暖まり、ホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)が充満した部屋の空気はいち早く入れ替えたいが、マンションは日によっては玄関を開けても風が入らないことがあります。
換気装置が不十分な中古マンションでは、一斉に換気扇を作動させても空気が入れ代わる間にシックハウスの被爆を重ねてしまいます。

次に熱帯夜の問題。
最近は冷えすぎるという身体の健康と節電協力やCO2排出量の削減で夜間のエアコンを控えるような風潮があります。
夏の夜は蒸し暑いので室内も湿度が上がります。室内の熱中症が心配されるだけでなく、湿度があがると、さほど高温でなくてもVOCが発生しやすくなることは明らかになっていますよ。
ですから、この状態で6~8時間寝ているとその間中、ず~っとVOCに被爆し続けていることになります。

新築住宅では自宅に帰る前に換気が完了するために24時間換気を義務付けたことを住む人もよく理解してもらう必要がありますが、平成15年7月以前のマンションにはついていない。

これらのマンションに住む人にはどんな対策が考えられるのか…

マンションには専有部分と共用部分があり、リフォームするには厳然としたルールが法律や管理規約で決められています。

【個人の対策】

▲窓の断熱化
既存のサッシの内側に木製・アルミ製・樹脂製サッシ等を取り付ける。
又は既存サッシガラスの遮熱フィルムを貼る。

▲外壁面の断熱工事
室内の床・壁・天井の一定の範囲(室内側)に断熱材を施工する。

▲温熱センサー付きの換気装置の設置

▲省エネ空調機器のフル使用。

▲LED照明に切り替えて点灯時の発熱による室温上昇を防ぐ。

【管理組合の対策】

▲外壁に遮熱塗料を使用。

▲窓ガラスを複層ガラスに交換。又はサッシ毎交換する。

▲玄関ドアを断熱ドアに交換。

▲屋上にも遮熱塗料

シックハウスの原因になるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドは、室温が28~35度になるとF☆☆☆☆建材でも基準値を大幅に超えることが報告されています。
詳しくはNPO法人シックハウスを考える会のホームページをご覧ください。

かつて建材偽装事件があったように業界体質を考えると、全ての建材・化学メーカーがあの短期間に
新基準に対応できたとは考えにくいし、また業界再編も進まなかった。

少なくともホルムアルデヒド等化学物質規制対象外の天然素材を使った内装計画は、今後進むであろうと思います。

国産の木を使ったマンションルフォームこそが、地球温暖化の中で健康性、経済性を兼ね備えた必要不可欠の存在になると思います。

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