「断熱」と積極的健康(1) 「治療」から「予防」へ
冬のウグイスです。
自然由来音とは、川のせせらぎや野鳥などのさえずりのことですね。
一時、脳科学ブームでした。脳をこんな風にうまく使うと、仕事の効率がよくなって老化が防げるとかなんとかでしたね。
今日は脳波に注目したいと思います。
α(アルファ)波
肩の力を抜き、目を閉じて安静にしているときに現れる。目を開ければ普通は消えるが、集中しているときは目を開けていても現れる。
β(ベータ)波
目覚めていて活動しているときに現れる。ストレス波とも呼ばれ、休む暇もなく緊張状態で活動している人は常にβ波が多く現れる状態が続き、体調を壊すもとになりかねない。
θ(シータ)波
浅い睡眠状態、深いリラックス状態の時に現れる。
δ(デルタ)波
ぐっすり眠っている時に現れる。
γ(ガンマ)波
怒っているときや興奮しているときに現れる。
これらからわかることは、人間は起きて活動しているときにα(アルファ)波がでるととてもよさそうですね。
つまり、人間の脳は目を閉じて安静にしているとき以外でも、日常的にα(アルファ)波が出現しやすい環境をつくれば、集中とリラックス出来ることになります。
副交感神経を刺激してα(アルファ)波を出しやすい状態とはどんな環境でしょう?
以下の3つが代表的です。
①音楽療法(クラシックや軽音楽)
②川のせせらぎや野鳥のさえずりをに耳を傾けているとき
③針葉樹のさわやかな香(フィトンチッド)を嗅いでいるとき
好きな音楽を聴くことがデータ的には一番効果があるようですが、②と③はいずれも森林にある自然由来のものです。
私はスギやヒノキ(針葉樹)の香りのする事務所でいつも野鳥のCDをエンドレスで流しています。
音なのに頭に入ってきても仕事や読書の妨げにはなりません。とてもはかどります。
皆様も一度お試しください。