南北の部屋の通気性UPに最適な御簾戸(みすど)
かわいい腰板つきの御簾戸
上が透いた御簾戸
戸を閉めたまま、通風が可能な建具が日本にはあります。
御簾(みす)戸、夏障子と呼ばれるものです。
高温多湿の夏を楽しみながら乗り切るための先達たちの知恵です。
夏が近づくと板戸や障子戸と入れ替えていたのです。
写真は古民家からでた御簾戸で、とても状態が良かったので思わず買ってしまいました。
マンションリフォームでは細長い間取りが原因で通風がうまくいきません。
廊下ばかり風が抜けて部屋にはなかなか行きません。
細長い間取りの真ん中あたりに和室を設けてこの御簾戸で挟むようにリフォームするととても快適な空間に早変わりします。
今夏の関西は節電、節電、節電です。木製二重サッシとこの御簾戸を合わせて使えば、楽しく快適に乗り切れます。
畳の間がめっきり減った最近のマンションですが、4畳半でもいいからごろりと横になれるくつろぎの部屋がほしいですね。