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コインパーキング経営のリスク

麻田厚志

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テーマ:コインパーキング運営事例

ライバルが出現したら

コインパーキング経営を行うにあたって、オーナーさまたちからいくつかのご質問や疑問などをいただきます。

コインパーキングのリスクについてお話しします。

まず「近隣に同じようなコインパーキングができたらどうしよう」…といった、
「ライバルが進出したら売り上げが激変するのではないか」と…競合他社へのリスクについてご説明します。

新しいコンビニができると、なぜか数十メートルという目と鼻の先にも、また別のコンビニがオープン…なんて現象、よくありますよね。

どちらかが閉店してしまうという不運も、たまにあるかもしれませんが、ほとんどの場合がどちらも相乗効果で活気づいていませんか?

コインパーキングも同じことがいえます。
車で移動するユーザーたちにとって、「空きがあるかどうか、駐車できるか」ということが大切なのです。

近隣にいくつもコインパーキングができたとしても、「コインパーキングがいくつかあるエリア」と記憶されると大成功です。

ユーザーは「いつ行っても駐車できるから安心」だと思い、結果的に地域全体がにぎわい活気づきます。
したがって、ライバルの出現が、必ずしもマイナス要因のみではないとも言えます。

車の置きっぱなし、料金の未払いなどのトラブル

まだまだ疑問を抱いておられるオーナーさまたち、不安材料はこの際、払拭いたしましょう。

次に、不正利用による料金の未払いなどのトラブルについて確認していきましょう。

料金の未払いに関しては、コインパーキング協会の調査(2011年度)でも、0.1〜2%というわずかな発生率です。
リスクとしては低いですし、乗り逃げを防止する対策も色々とあります。

DSSでは、防犯カメラをはじめさまざまなトラブル対策をご提案していますし、トラブル・クレーム処理も弊社が窓口なるため、オーナーさまにはご負担をおかけしません。

商業施設の撤退

商業地にコインパーキングを建設し、非常に運悪くその商業施設が撤退することになってしまったら…。
これは、かなり深刻ですが、滅多にあることではありません。料金体系の見直しで対応できるケースがほとんどです。

しかし、近隣の環境が変わり、まったくユーザーを見込めないのであれば、コインパーキングの土地を売ることも選択肢のひとつでしょう。

建物が建っていないので解体する必要がなく、土地はすでに更地扱いなので、わざわざ更地にする手間や費用もかかりません。

住宅用の土地としても売却しやすいのがメリットです。

今の土地を売って、別の土地でコインパークを始めても良いでしょう。
または、土地は売らずに、コインパーキング経営からは撤退し、別の店舗を建てて新たなビジネスも展開できます。

DSSがでは、リスクは未然に回避することを前提にご相談、ご提案させていただいています。
どうぞお問い合わせくださいませ。

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麻田厚志
専門家

麻田厚志

株式会社ディー・エス・エス

土地の一括借り上げ方式ではなく、土地の所有者によるコインパーキングの自主運営を提案。自社にメンテナンス部を持ち、24時間体制で駐車場の保守・メンテナンスを行うなど運営管理を全面的にサポート。

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