心に響くスピーチの極意【新年のスピーチ、挨拶にオススメ】
経営者の言葉は、力強さ、明確さ、責任感、話術、品格・・・さまざまな角度から注目されています。
東日本大震災以降、記者会見などで、各組織を代表するトップの言葉を聴く機会が格段に増えましたが、その言葉に失望、不安、不満を感じた人も多かったのではないでしょうか。
私は経営者、特に若手の経営者のかたの声や話し方の指導を行っています。
「社員に伝えたい熱い思いはあるのに、うまく伝わらない」
「業界団体の役が回ってきたが、前任者のようにスムーズに話せない」
「披露宴でスピーチをする機会が増えてきたが、いつも話がまとまらない」
「講演やパネリストを頼まれても話し方に自信がないので断ってばかり」
などの課題を解決するお手伝いをしています。
話し下手という理由で、部下と思いを共有できなかったり、会社や経営者自身の成長にプラスになるであろう数々の機会をみすみす逃してしまうのは、大きな損失です。
しっかりと伝わる話し方を身につけることは、経営者に欠かせないビジネス・スキルなのです。
さて、あなたの話は社員に、聴き手に、伝わっているでしょうか?
日頃の話し方を振り返って、6つの項目をチェックしてみてください。
1.挨拶もスピーチもいつもぶっつけ本番!出たとこ勝負!
2.事の一部始終をはしょらず、時系列で丁寧に話し、結論は最後に持ってくるようにしている。
3.専門用語や業界用語、カタカナ言葉を使ったほうが、信頼度が高まると思う。
4.話し始めは良いが、最後に話がまとまらなくなってしまうことがある。
5.聴き手とは目を合わせないで話すことが多い。
6.話しているうちに、声が割れたり、裏返ったりすることがある。
いかがですか?どきっとしたことがありませんでしたか?
当てはまる項目があった方は、このコラムで順に「心に響くスピーチの極意」をご紹介していきますので、どうぞお読みください。
いつまでも、ごまかしたり、逃げていては、何も変わりません。第一歩を踏み出しましょう!