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コラム
心に響くスピーチの極意【あがらずに話すために】[3]
2012年1月17日 公開 / 2021年1月2日更新
あなたは話しているときに「(言葉を)噛んでしまう」ことはありませんか?
「噛んでしまう」、このことは聞き手にとってはたいしたことではありませんが、話し手にとっては、そのことで焦ってしまい、しどろもどろになってしまうなど、ダメージを引き起こす要因になります。
特に最近は、バラエティ番組で出演タレントが「噛んでしまった」ことで他の出演者からネタにされている光景を日常的に見るせいか、「噛んでしまう」ことへの恐怖心のようなものを持っている人も多いようです。
就職活動を控えた学生から「しっかり話そうとすると、いつも噛んじゃうんです!どうしたら治りますか?」と必死の形相で相談されることもよくあります。
きょうは、その際にお勧めしている魔法の呪文をご紹介しましょう。
噛んでしまうのは、唇や舌がしっかりと動いていないため。
それを解消するためのトレーニングです。
「パピプペポ」は唇をよく使う発音、「ラリルレロ」は舌をよく使う発音で、それぞれ、唇と舌が活発に動いていないと不明瞭な音になってしまいます。
そこで、パ行とラ行を組み合わせた呪文「パラピリプルペレポロ」、これを最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げて、10回唱えれば、唇も舌も滑らかに動くようになります。
そればかりか、顔の筋肉もほぐれ、表情も柔らかくなるという効果もあるのです。
即効効果のある「パラピリプルペレポロ」をぜひ、お試しください。
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