西日本産 ぽんかん
出ベソように頭が出っ張って、ずんぐりした愛嬌のあるデコポンは、約20年のうちにアッという間に国区の人気者になりました。
正式名は、生産を開始した熊本県の町名「不知火」がつけられました。
中でも特に美味しい優れた果実を「デコポン」として、商標登録しました。
人気の秘密は、何といっても、プリッとした甘みと酸味のバランスが良い美味しさです。
産地も九州から静岡まで広がり、熊本、愛媛で半分以上、残りを他県で生産しています。
頭の方から手で剥くのが一番簡単で、美味しい食べ方です。
房の皮も薄く、皮ごと食べられます。
その他、ジュースやデザート、果皮はマーマレードにしても良いでしょう。
また、果皮はお風呂に入れても良い香りです。
凹凸は個体差がありますが、味には関係がありません。
冷蔵庫に入れるときは、袋に入れて乾燥を防ぎます。
酸味が強い時は、涼しい場所で約10日ほど放置すると酸味が抜けて食べやすくなります。
是非一度、ご賞味くださいませ。