2024年度処遇改善加算のポイント2

沢田寿晴

沢田寿晴



WORKidの沢田です(^^)

どこよりも早い!?

かどうかは
わかりませんが(笑

2024年度に向けた
処遇改善加算の情報を
お伝えしていきます!

前回の1はコチラ

2024年度処遇改善加算制度のポイント1

その後

1月22日に
介護給付費分科会が
開催されまして
処遇改善加算の
情報がアップデート
されたのでお伝えします!



と、いいましても
処遇改善加算の情報
に関するものは
2ページのみ(^^;




1 処遇改善加算額の上乗せ

令和6年度に2.5%
令和7年度に2.0%
が引き上げられます

ただし、一定割合を
ベースアップ

つまり月額にて
配分をしていき

ベースアップへと
確実につながるよう
加算率の引上げと
なります。


2 柔軟な職種間配分を認める

これまでは介護職が
メインとなる配分が
なされてきましたが

これからはさらに他職種への
配分も認められていく
ようです

それに合わせて
特定処遇改善加算にあった
介護職2:1その他の職種
の配分は不要となりました。

これは管理の面でいえば
楽ですね




3 月額配分重視の考え方

基本的な考え方として
新たな加算Ⅰのうち
1/2以上を月額で配分する
(新年度からベア加算取る
 場合は2/3以上))

ということになっています

これはこれまでの
ベースアップ加算の
割合よりも高い配分比率
となるため
月額に配分を重視した
考え方になっていますね

『確実な処遇改善』

という観点でいくと

理にはかなっていますね

その他職場環境等要件に
ついては

「見直す」

とだけ書かれていて
詳細は不明です


おそらく前回11月の
審議会からすると
項目用件のハードルが上がる
または項目数が増える

ということになろうかと
想定出来ます

一番大きな問題

1本化後の賃金水準を
どこに置くのか!?

が見えれば
対応策も取れるのですが
ここがわからない限り

次の情報を待つのみですね(^^;

結果的には
1年度、現行ルールでの
運用が認められているため
WORKidとしては

管理がしっかりできている
会社については
『現行ルールで進める』

そして2024年度中に
新たなルールに沿った形を
創っていく

というのが現実的な
選択肢かなと考えています!

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Mybestpro Members

沢田寿晴
専門家

沢田寿晴(特定社会保険労務士)

社会保険労務士法人WORKid(グループ会社:合同会社WORKid Next)

社労士とコンサルのノウハウで、顧客が本業に注力できる環境や、スタッフが継続的に成長する環境を創り、DX化(勤怠システムの導入など)で業務の効率化を支援します。人間力向上研修や、個の強み研修なども実施。

沢田寿晴プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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