相談する力も、自分らしく働くための大切な力です
2026年7月31日、PiSTEJAPANではキッチンカー「PiSTE ESSOR(ピスト・エソール)」をオープンしました。
オープンから約3週間。
初めてのキッチンカー運営ということもあり、毎日が試行錯誤の連続ですが、実際に始めてみたからこそ見えてきたことがあります。
現在は「シルクアイス」を中心に販売しています。
「今日は何味がありますか?」
「この前食べておいしかったから、また来ました。」
少しずつですが、そんな声をいただくようになりました。
中でも、生キャラメルなど新しく加わったフレーバーを楽しみにしてくださる方もいて、「次は何にしよう」と選んでいただくことも、キッチンカーの楽しさの一つになっています。
なぜ、福祉事業所がキッチンカーなのか
私たちがキッチンカーを始めた目的は、アイスを販売することだけではありません。
PiSTEJAPANでは、就労継続支援B型の利用者さんの「仕事」を、事業所の中だけで完結させないことを大切にしています。
キッチンカーには、
商品の準備をする。
販売の準備をする。
お客様を迎える。
商品を提供する。
片付けをする。
売上につなげる。
といった、さまざまな仕事があります。
そして何より、自分たちが関わった商品を実際にお客様が購入してくださるという、仕事の結果がとても分かりやすい場所です。
「売れる」という経験を、工賃につなげたい
就労継続支援B型にとって、工賃向上は大切な課題です。
良い支援をすることはもちろん大切ですが、仕事として取り組む以上、商品やサービスをお客様に選んでいただき、売上をつくることも必要です。
「福祉だから買ってもらう」のではなく、
「おいしいから買いたい」
「また食べたいから来たい」
そう思っていただける商品やお店をつくる。
その結果として売上が生まれ、利用者さんの工賃向上につながっていく。
私たちは、そんな循環をつくっていきたいと考えています。
地域との新しい接点にも
もう一つ、実際に始めて感じているのが、地域の皆さまとの距離の近さです。
これまでPiSTEJAPANを知らなかった方でも、「アイス」の看板を見て立ち寄ってくださいます。
最初から「福祉」を目的に来られるわけではありません。
アイスを買いに来た。
そこで会話が生まれた。
後から「ここは福祉の会社がやっているんだ」と知っていただく。
私は、こういう自然なつながり方も大切だと思っています。
福祉を特別なものとして切り離すのではなく、地域の日常の中に自然に存在する。
キッチンカーには、そのきっかけをつくる力があるのかもしれません。
まだまだ、始まったばかりです
もちろん、すべてが順調というわけではありません。
どんな商品が喜ばれるのか。
価格はいくらが適切なのか。
どうすればもっと多くの方に知っていただけるのか。
どんな場所で販売すれば喜んでいただけるのか。
実際に営業してみなければ分からないことが、たくさんあります。
だからこそ、完成形を最初から決めるのではなく、お客様の声や日々の売れ方を見ながら、少しずつ「PiSTE ESSOR」を育てていきたいと思っています。
そして将来的には、事業所前だけではなく、地域のさまざまな場所へ出向き、利用者さんの新しい仕事や地域とのつながりを増やしていきたいと考えています。
おいしいアイスを届ける。
仕事をつくる。
工賃を上げる。
そして、地域と福祉を自然につなぐ。
7月31日に走り始めたばかりの小さなキッチンカーですが、これからどんな場所に成長していくのか。
私たち自身も楽しみにしています。
営業情報や新しいフレーバー、日々の様子はInstagramで発信しています。
PiSTE ESSOR(ピスト・エソール)公式Instagram
@piste_essor
ぜひ、お近くにお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。


