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木村貴之プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

相談する力も、自分らしく働くための大切な力です

木村貴之

木村貴之

テーマ:自立訓練(生活訓練)

「困っているけれど、どう伝えたらいいのか分からない。」

そんな経験はありませんか。

仕事でも日常生活でも、困ったことが起きたときに、すべてを一人で解決できるとは限りません。

大切なのは、「困っています」と言えることだけではなく、自分が何に困っていて、どうしてほしいのかを相手に伝えることだと私は考えています。

例えば、

「仕事の説明を聞いたけれど、途中から分からなくなってしまった」

「周りの音が気になって、作業に集中できない」

「予定が急に変わると、どう動けばいいのか分からなくなる」

「疲れてきたけれど、休憩していいのか分からない」

こうしたときに、何も伝えずに我慢し続けてしまうと、本人も周囲も困っていることに気づけない場合があります。

反対に、

「もう一度説明してもらえますか」

「少し静かな場所で作業できますか」

「予定を紙に書いてもらえると分かりやすいです」

と伝えることができれば、周囲も一緒に方法を考えることができます。

これは、単に「人に頼る」ということではありません。

自分のことを理解し、必要なことを相手に伝える力です。

そして、この力は働き続けるうえでも、とても大切になります。

PiSTEJAPANの自立訓練(生活訓練)では、当事者研究などを通して、自分がどんな場面で困りやすいのか、どんな方法ならうまくいくのかを一緒に整理しています。

自分の困りごとが分かってくると、次はそれを「どう伝えるか」を考えることができます。

最初から上手に相談できる必要はありません。

「なんとなく調子が悪い」

「うまく説明できないけれど困っている」

そこからでも構いません。

一緒に整理し、少しずつ言葉にしていくことも、自立訓練でできる大切な経験です。

自分を知る。

自分に合った方法を見つける。

そして、必要なことを周囲に伝える。

この積み重ねが、自分らしく暮らし、自分らしく働くための土台になっていくと、私は考えています。

相談する力は、困ったときだけに必要なものではありません。

自分らしい生活や働き方を、自分で選んでいくための大切な力なのです。



次回は、「自分の『取扱説明書』をつくるという考え方」についてお伝えします。

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木村貴之
専門家

木村貴之(福祉事業所運営)

株式会社PiSTEJAPAN

札幌市で放課後等デイサービス、自立訓練(生活訓練)、就労継続支援B型、相談支援を展開。「学ぶ・暮らす・働く」を切れ目なく支え、一人一人の自己理解、自立、社会参加をサポートします。

木村貴之プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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