「働く」を支えるのは、仕事だけではありません。
「早く働きたい。」
自立訓練(生活訓練)を利用される方から、よく聞く言葉です。
働きたいという気持ちは、とても大切です。
しかし、私は「働くこと」よりも前に、大切にしたいことがあります。
それは、「自分を知ること」です。
どんな仕事が好きなのか。
どんな環境なら安心して力を発揮できるのか。
どのくらいの時間なら無理なく続けられるのか。
一人で集中する仕事が向いているのか、それとも人と関わる仕事が向いているのか。
こうしたことは、実際に経験したり、自分自身を振り返ったりしながら少しずつ見えてきます。
働き始めてから「自分には合わなかった」と気づくこともあります。
それは失敗ではありません。
自分に合う働き方を知るための、大切な経験です。
PiSTEJAPANでは、自立訓練(生活訓練)の中で、当事者研究の考え方も取り入れながら、一人一人が自分の特性や強み、苦手なことを整理し、自分に合った生活や働き方を一緒に考えています。
「どこで働くか」よりも、「どうすれば自分らしく働き続けられるか」。
その視点を持つことが、長く安心して働くための土台になると私は考えています。
自立訓練(生活訓練)は、就職を急ぐ場所ではありません。
自分自身を知り、自分に合った未来を選ぶ力を育てる場所です。
その積み重ねが、自分らしい働き方や暮らしにつながっていくと、私たちは信じています。
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次回は、「相談する力も、自分らしく働くための大切な力です。」についてお伝えします。


