施設外就労が育てる「働く力」
「就労継続支援B型の工賃は、いくらですか?」
見学やお問い合わせの際によくいただく質問です。
工賃は、利用を考えるうえで大切な要素です。働いた対価を受け取ることは、やりがいや達成感、自信にもつながります。
そのため、私たちも工賃向上は重要な目標として取り組んでいます。
一方で、就労継続支援B型の価値は、工賃の金額だけでは測れないと私は考えています。
仕事には、「誰かの役に立つ」という大切な価値があります。
任された作業を最後までやり遂げること。
品質を意識すること。
納期を守ること。
仲間と協力して一つの仕事を完成させること。
こうした経験は、働く力だけでなく、責任感や社会性も育ててくれます。
PiSTEJAPANでも、事業所内での作業だけではなく、地域企業と連携した施設外就労に取り組んでいます。
実際の仕事に触れ、お客様や地域の方との関わりを経験することで、「自分の仕事が誰かの役に立っている」という実感を持てる機会を大切にしています。
もちろん、工賃を上げることは大切です。
しかし、それと同じくらい、「働くことが楽しい」「また明日も頑張ってみよう」「自分にも役割がある」と感じられる経験には大きな価値があります。
私たちは、一人一人の可能性を信じ、その人に合った仕事や役割を一緒に考えながら、地域の中で自分らしく働き続けられるよう支援しています。
工賃は、働いた成果として得られる大切な対価です。
そして、その先にある「働く喜び」や「社会とのつながり」こそが、就労継続支援B型の本当の価値ではないでしょうか。
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次回は、「施設外就労が育てる『働く力』」についてお伝えします。


