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川島英雄
弁護士
川島英雄プロは北海道テレビ放送が厳正なる審査をした登録専門家です
川島英雄(弁護士)
札幌おおぞら法律事務所
風邪にほとんど効かない抗生物質(抗菌薬)をなぜ処方するのか? それをお話しする前に、「耐性菌」のお話をしておきたいと思います。 薬剤耐性菌の出現 抗菌薬は文字どおり「細菌をやっつける薬」です...
これは、本来お医者さんが書くコラムだと思います。 ですが、「医療に対する患者さん側の誤解を解く」という意味で、私の立場からもあえて書かせていただきます。 抗生物質を正しく知っていますか? 風...
以前のコラムで、患者の側にも、お医者さんに対する誤解があると書きました。 似たような話で、一般のみなさんは、薬に対する誤解もあるのではないかと思います。 薬は病気を治すもの? 実は、薬も「病...
簡単な手術だと聞いていたのに突然亡くなってしまったというケースや、入院していて毎日経過観察されていたはずなのに容体が急変してしまったというケースも、よく相談を受けるケースだと言えます。 このケ...
見落としの可能性 定期的な検査や通院をしていたのに、重大な病気を発見してもらえなかったというケースもよく相談されます。 例えば、人間ドックで腫瘍マーカーを毎年チェックしているのにがんの早期発見...
患者側の代理人として医療事件を数多く手がけていると、「患者の味方」「病院を敵視している」といったイメージをもたれることがあります。 ですが、私は常に患者の味方をするわけでも、病院やお医者さんを...
一般論として、弁護士に早めに相談した方がよいということは以前にもコラムで書きましたが、どうしてそういえるのか。 今回は、医療事故(医療過誤)事件です。 このようにあらためて書かなくても、医療事...
病院でサインする「同意書」 最近はどこの病院でも、手術を受ける際に「同意書」への署名を求められると思います。 この同意書は「きちんと説明を受け、手術を受けることに同意しました」という内容となっ...
よくよく考えると当たり前のことなのですが、実は、診療録を読む必要があるのは、医療事件に限りません。 診療録を使う場面 例えば、交通事故で大きな後遺症が残ってしまったのに、その後遺症の程度を保険...
みなさんは、弁護士が診療録を読めるものだと思いますか? 診療録を読める弁護士はほとんどいない 答えはもちろん「ほとんど読めない」です。 弁護士といっても、医学部に在籍したわけではありませんか...
よく「医療事故は勝訴率が低い」と言われます。 確かに、最高裁の統計などを見ても、認容率は他の事件に比べて低くなっています。 医療事件は訴訟しない方がよい? では、「医療事故は勝訴率が低いから...
当たり前のことですが、弁護士は医師ではないので、医師と同じようなレベルでカルテなどの医療記録を読むことはできません。 私は、一般的な弁護士と比べれば医療記録をかなり読める方だと思いますが、それで...
医療事故を疑った場合、カルテなどの病院の医療記録を入手することが不可欠となります。 証拠保全かカルテ開示か 以前にも書きましたが、医療記録の入手方法には、病院に直接カルテ開示を請求する方法と、...
医療の世界では「エビデンス」という言葉がよく使われます。これは、簡単な日本語でいえば「根拠」ということになります。「エビデンスに基づいた医療」といえば「根拠に基づいた医療をするべきである」という...
医療事故事件の中で、お医者さんの過失(ミス)がかなり疑われるというケースや、最終的に過失(ミス)を前提とした解決ができたケースは、ある程度類型化できます。 絶対のものではありませんが、参考にして...
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