世界28ヶ国で特許取得の新型カットO.E.Z(オーバーエクセレントZ)ダイヤモンド
おそらく知らない人はいないと言っても良いくらい有名な宝石「ダイヤモンド」。今日はダイヤモンドの歴史について触れたいと思います。
さて、ダイヤモンドはモース硬度10と万物で最も硬いものだといわれています。ですから、ダイヤモンドを装飾品に使い出したころはダイヤモンドをカットする技術はなく、原石のまま使用していたようです。
ダイヤモンドといえば、なんといっても7色のきらきらとした輝きが魅力ですが、実はこの輝きはカットしたダイヤモンドにしか出ないものなのです。原石の段階では透明のプラスチックやガラスのような(右の写真のような)感じで、特別美しいものとはいえず、ダイヤモンドに対する評価は他の宝石に比べても決して高くはなかったのです。
それが、15世紀くらいになるとダイヤモンド同士をこすり合わせると削れることが発見され、徐々に様々なカットが開発されました。17世紀には現在のブリリアントカットの原型となる58面体が作り出され、1919年に数学者のトルコフスキーが現在まで主流になっているブリリアントカットを開発しました。
その後GIA(米国宝石学協会)が「4C」と呼ばれるダイヤモンドの評価基準を定め、現在まで基準を見直ししながら利用されています。
次回はダイヤモンドの品質を評価する「4C」についての説明をしていきたいと思います。
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