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パイプが繋ぐご縁を大切に。新卒入社してから株式会社MATSUMURAの4代目社長を務めています古川です。
「展示会に出展しても、本当に成果につながるの?」
中小製造業の経営者の方から、こうした声をよく伺います。
私自身も、出展のたびに費用と手間に見合う成果が出るのか、と考えてきました。
今回は、10月22日・23日に福井県産業会館で開催された「北陸技術交流テクノフェア」に初出展した経験から、パイプ加工というニッチな業種が県外の展示会に出る意味についてお話しします。
「数」ではなく「目的を持った来場者」
大規模展示会と比べると、ブースにお立ち寄りいただいた人数や名刺の枚数は多くありません。
それでも、今回の手応えはとても大きなものでした。
理由は、来場者の動き方にあります。
会場を散策していてたまたま立ち寄る方より、事前に出展者をリサーチし、「このブースに行こう」と決めてお越しくださる方が多かったのです。
目的を持ってお越しの方は、図面や具体的な課題をお持ちで、最初から話が深くなります。
名刺の枚数が少なくても、商談の「質」は高いと実感しました。
廃業・新規のご相談が重なる、今の情勢
パイプ加工は、ニッチな分野です。
現在は、廃業に伴って加工先をお探しの案件も、新しい製品に取り組む新規案件も、非常に多くなっています。
この情勢の中で、「パイプ加工を任せられる会社」を探しているお客様が確かにいる。
それを、2日間を通して肌で感じました。
初日から検討案件をいただき、会期中も相談が途切れませんでした。
展示会が終わった今も、メールで見積のご依頼が届いています。
エリアが変われば、求められるものも変わる
今回の出展は、「エリアが変われば、求められるものも変わる」という考えに賭けたものでした。
群馬県内では当たり前の加工でも、別のエリアでは「そこを探していた」と言っていただけることがあります。
結果は、見事に的中しました。
同じ技術でも、出会う場所が変われば、新しい価値になります。
県外出展の意味はここにあると感じています。
行政の助成金とプレゼンテーションを活用する
出展にあたり、市から助成金のお話をいただき、今回利用させていただきました。
展示会出展には小間料や準備の費用がかかります。
こうした支援制度を知っておくと、初めての県外出展にも踏み出しやすくなります。
成果という点でも、十分に◎でした。
また、会期中のプレゼンテーションにも登壇しました。
ブースでは伝えきれない自社の取り組みを、まとめてお伝えできる貴重な機会です。
出展を検討されている方には、こうした機会もぜひ活用をおすすめします。
出展者同士のご縁という収穫
新規のお客様との出会いだけでなく、出展者同士の繋がりができたことも大きな収穫でした。
同じ志を持つ企業との交流は、今後の仕事の幅を広げてくれると感じています。
感謝を込めて
出展者の皆さん、運営の皆さん、福井県の皆さん、そしてブースまでお越しくださったすべての皆さんに、心より感謝申し上げます。
ニッチな業種だからこそ、必要としてくださる方に、確かな形で届けたい。
いただいたご縁とご相談を一つひとつ大切に、これからも「パイプが繋ぐご縁」を広げていきます。


