【いまから国公立 小論文】「感想文」からの脱却。感情を捨て、社会のルールで戦え。
私立大学の得点調整|素点から何点引かれる?中央値補正法を解説
こんにちは。 私立大学入試がピークを迎えていますね。愛知県内の私立大学、関関同立の一般入試が赤本などを活用した過去問演習に熱が入る時期です。
教室でも生徒からよくこんな声を聞きます。 「先生、過去問で7割ぐらい取れた。合格最低点が65点だから、これなら大丈夫ですよね?」実はこれ、非常に危険な落とし穴なんです。これを知らずに本番に挑むと、思わぬ結果になりかねません。その正体をみなさんと共有したいと思います。
「中央値補正法」とは?
多くの私立大学(特に関西圏の大学など)では、選択科目間の不公平をなくすため「得点調整(中央値補正法)」という処理が行われます。簡単に言うと「受験者全員の真ん中の順位の人(中央値)の点数を強制的に50点にする」というルールです。この仕組みによって「実際にどれくらい点数が引かれるのか」をシミュレーションしてみます。
もし、複数ある選択科目の中で、自分が受験したテスト問題だけが易しかった場合どうなるでしょうか? 例えば、世界史・日本史・文系数学の全受験者の中央値が50点だったとき、受験した世界史だけ平均点が高く受験者全員が高得点(中央値が70点)のだった場合「70点取っていても、成績表では50点扱い」にされてしまうのです。
恐怖のシミュレーション:もし簡単なテストだったら?
【条件】中央値に20点の差がある場合
・他の科目を含めた受験者全体の中央値(平均的なライン)が「50点」
・アナタが受験した世界史だけ受験者の中央値が「70点」
得点調整がかかると、結果はこのようになります。
・素点60点なら→調整後43点(-17点)
・素点70点なら→調整後50点(-20点)
・素点80点なら→調整後67点(-13点)
いかがでしょうか。 素点で70点を取っていても、合否判定に使われる点数は「50点」まで下げられます。 さらに怖いのは、平均以下の60点だった場合です。得点は大きく削られ、40点台前半まで落ち込みます。
結論:過去問では「+15%」を目指す
中央値補正の特徴は「満点と0点に近ければ近いほど、引かれる点数は少なくなる」という点です。つまり、平均点(60〜70点)を狙うとガクッと点数を下げられ、高得点(85〜90点以上)を取ればほとんど下げられないのです。
よって、赤本に載っている「合格最低点」と比較する際は「素点で8割(80%)を超えて初めて安全圏」と考えておくのが無難です。
また、自分の実力を「素点×0.85」程度で見積もっておくことが、「だいたいどれくらい下がるか」を考える目安だと言えるようです。
得点調整の方法はそれぞれの大学で独自のルールを設けているところがほとんどです。それらを理解せず「過去問で合格最低点ギリギリ」は、本番ではアウトになる可能性が高いです。 残り期間、志望校の過去問で安定して8割以上が取れるよう、最後の仕上げを頑張っていきましょう!
---
【おまけ】詳しい計算の仕組み
多くの中央値補正法(関西大学方式など)では、以下のような計算式で圧縮が行われます。 得点が中央値より高いか低いかで計算式が変わります。
A. 素点が中央値より高い場合(上位層)
※満点と中央値の間で点数が圧縮されます。満点に近づくほど引かれる幅は小さくなります。
B. 素点が中央値より低い場合(下位層)
--
桔梗会では、直近の入試データと、お子様一人ひとりのポテンシャルを掛け合わせ「アナタの夢を叶える、データに基づいた出願戦略」
を提案します。
「判定」は変えられませんが「戦術」は変えられます。 国公立の出願、私立大学の中期・後期入試であればまだ手は打てます。
迷われている方は、今すぐ「大学受験の桔梗会」の個別相談へお越しください。一緒に「納得のいく受験」を完遂させましょう。
---
初回カウンセリングは、予約サイトstoresの専用サイトから承ります。
▼【オンライン受験相談】志望大学合格に向けた「合格ストラテジー」を立案します!
https://coubic.com/kikyokai/364657




