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行き詰まったら

2024年6月7日

テーマ:生き方

コラムカテゴリ:くらし

 行き詰まりの状況を打開したいと思っても何ともならないと諦めてしまうことはないでしょうか?
 こんな時、役に立つのが、ニューロロジカルレベルです。
これは、私たちの意識レベルを表したものです。

1 環境レベル
・お金がない、物がない、人がそろわない、時間がない、機会がない など
2 行動レベル
・動いてくれない、働きが悪い、動きが遅い、ミスが多い など
3 能力レベル
・力不足、能力がない、技能が未熟  など
4 信念価値観レベル
・考えていない、考えがズレている、
5 自己認識レベル
・こんな人ではダメ 役割を果たしていない 役に立たない人だ  など


1→5へとレベルが、高くなります。
高次のレベルが、下位レベルに影響を与えます。
 つまり、5レベルが4、3、2、1へと影響が広がるということです。
例えば、
 役に立たない人だと思っている→「考えがズレている」「能力がない」、「動きが悪い」、「人材不足」

となります。

行き詰まりをどのレベルで考えているのかを整理すると、対処の仕方が、見えてきます。

 高次レベルが下位レベルに影響を与える事を考えると、
「あなたは、大事な人だ。」「大事な役割を担っていてくれる人だ」などと、考えているかどうかが、とても重要になります。

 大事にされているから、役割を果たすための考えや能力を磨き、自らの行動を律して歩もうとするようになります。

 もし、「大事な人だ。」「大事な役割を担っていてくれる人だ。」と思えないのであれば、6 スピリチュアルレベル を利用することになります。
 これは、自分を超えた存在になります。
ビジョンがこれに当たります。
 自分にとって「大事な人だ。」「大事な役割を担っていてくれる人だ。」ではなく、ビジョンの実現のために「大事な人だ。」「大事な役割を担っていてくれる人だ。」となれば、使命感を感じる事ができます。

 行き詰まりを感じた時、ビジョンを意識しながら対応する事がとても大事だという事がわかります。

 行き詰まりの原因は、自分の外にあるのではなく、自分の内にあると考える事ができれば、行き詰まることなく、動き出す事ができます。

 このビジョンを掲げている自分だから、じっとしているわけにはいかない、目の前に光に向かって歩み出したいと思えてきます。

この記事を書いたプロ

須田敏男

長年にわたる小学校の教頭の経験を活かした家庭支援のプロ

須田敏男(あすなろ教室)

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