何度言えばわかるの?
子どもを育てるために、子どもに様々な言葉をかけますが、「行動」に関する言葉かけが、多いように思います。
例 「ご飯だよ。」・・・・・・・・・食事をする(行動)
「顔を洗った?」・・・・・・・・洗顔する(行動)
「学校に行く時間だよ。」・・・・登校する(行動)
「時間だよ。もう寝なさい。」・・就寝する(行動)
これらの行動にどんな価値をつけるかは、人それぞれです。そして、無意識的にしている事が多いと思います。
例えば、
「早くしなさい。みんなが待っているでしょ。」
→相手を思いやりる気持ちを大切にしている
「もう寝なさい。明日朝起きられないでしょ。」
→見通しを持って生活する事を大切にしている
このような声かけは日常的かもしれません。
これを意図的にする事が、今回の提案になります。
これは、多くの場合、行動した後の評価をする事になります。
例えば、「手伝って。」と子どもに仕事をしてもらった後に、
「助けてくれてありがとう。お母さんんは、あなたのそういう優しいところが、大好きだよ。」
助ける→優しい
「助けてくれてありがとう。お母さんの気持ちをわかって動いてくれる思いやりのあるところが、大好きだよ。」
助ける→思いやり
「助けてくれてありがとう。すぐに動いてくれるあなたの行動力は、素晴らしいと思うよ。」
助ける→行動力
同じ行動でも、評価が変わります。
これが、それぞれの子育ての味になります。
何を大事にしているかを子どもに伝える機会が増えれば増えるほど、価値観として身につけやすくなります。
なにを大事にして生きているのか、自分自身を見つめるよい機会にもなります。