習慣に焦点を当てる

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 習慣を身につけるためには、コツコツと根気強く続ける事が大事だということは誰で知っています。

 食事、挨拶、整理整頓、入浴、早寝早起き、日記、読書など子育てでも大事にされ、身につくまで、何度も繰り返し刺激します。
 よい習慣だけでなく、間食、ゲーム、テレビなどのやり過ぎなども繰り返しの結果の悪い習慣になります。

繰り返し行っていると、意識しなくても身につくため、無意識のうちにやってしまう事になります。その結果、習慣が身についた事になります。

 ネットで検索すると、「習慣とは、長い間それを繰り返し行うことで、あたかもそうすることがきまりのようになったことである。基本的には、行動、身体的な振る舞いを指しているが、広くは、ものの考え方など精神的・心理的なそれも含みうる。」
 と書かれています。
 
 ネガティブ思考は、自己否定を繰り返した結果、身につけた思考習慣になります。
 つまり、これも習慣であるから、これをポジティブ思考に変える事もできるのです。
 「私は、大丈夫。できる。できる。」
を繰り返す事で、自己肯定感が高まり、ポジティブ思考に変えられる事になります。

 同様に、願いを実現したいのであれば、願いを実現するための悪い習慣をやめ、よい習慣を身につければよい事がわかります。
 
 例えば、願いを叶えた人の話を講演などで聞く事があります。
「いい話を聞いた。頑張ろう。」
と、その気になる事がありますが、講演者の話の裏に隠れている講演者が身につけているよい習慣を学ばなければ、その時の感情だけでは、自分に生かすことはできません。

 「この人は、どんなよい習慣を身につけているのだろうか?」
 「真似できる習慣はないだろうか?」
などと、「習慣」を探ると今までとは異なる学び方ができます。

 自分が身につけた習慣は、無意識の領域にあるため、なかなか気づかないものです。

 講演を聞きながら、身につけるとよい習慣や、悪い習慣に気づくことができれば、自分の習慣と比べる事ができ、一歩願いの実現に近づいた事になります。

 願いが実現しないのは、身につけた習慣の違いであり、願いの実現を拒む悪い習慣を身につけていると考える事ができます。
(行動習慣、思考習慣のどこかに必ず見つかるはずです。)

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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

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 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

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