ハラスメント
一緒に生活(仕事)をしていると、さまざまなところで意見の対立が起こります。そんな時、お互いに納得できるように話し合いをする事になります。そして、何とかうまく収めようと、互いに努力します。
その時の対応として色々な方法があります。
・多数決で決める
・似ているところで決める
・互いに我慢して、譲り合う
・共通の目的を探り、視点を変えて合意を目指す
この時、すぐに多数決を取りたがる人がいます。
人数が多い方に決めるとなると、少数派は、常に我慢を強いられる事になります。
不満を解消する事なく強引に進めていくと何かトラブルが起きた時に、ここぞとばかりに反発する事になります。
みんなで仲良く暮らすためには、時間がかかってもお互いを生かす努力が必要です。
そのために、我慢する事も、譲る事も、新しい視点を見つける努力も必要です。
自分の主張が通らないと許さないという強い姿勢は、トラブルの原因にもなります。
相手の言い分も取り入れながらよりよい考えを作り出す努力をする姿勢には、好感が持てます。
互いに同じ土俵の中で生きています。
土俵から追い出すことは、共に生きていくことにはなりません。
仲良く一緒に暮らしたいと言う思いが互いにあれば、対立を収めるよい知恵が浮かんでくるように思います。
一緒に暮らすことは、勝ち負けではないように思います。
色々な知恵を見つけるのが、議論をすることのように思います。
場によって、導き出す結論が変わる事もあります。常に多数決を求めることは、一緒に生活しづらくなっては大変です。
柔軟な対応が、一緒に生きていく知恵になります。