今を生きる

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 私たちに与えられた時間は、誰にでも、平等に与えられています。その時間の使い方が、人生を決めているように思います。
 時間の使い方として
1 したいこと(したくないことは、この裏返し)
2 しなければならないこと(してはいけないことは、この裏返し)
3 した方がいいこと(しない方がいいことは、この裏返し)
4 してもしなくてもいいこと
 の4つの中から「今は、これにしよう。」と決めて、時間を使っているように思います。

 選ぶ時には、感情と思考、意思が大きく関わっているように感じます。
1の場合は、感情のエネルギーが強く働いている感じがします。
2の場合は、思考のエネルギーが強く働いている感じがします。
3の場合は、意思のエネルギーが働いているように感じます。
4の場合は、エネルギーを使うというよりもエネルギーを蓄えている感じがします。

 人それぞれ、1日に使えるエネルギーの量は、異なりますが、無限にあるわけではなく、ある程度決まっていると考えると、1や2に使うと足りなくなり、補充が必要になります。

 4は、そのための時間になっているように思います。

・何となくテレビを見たり、
・お風呂でゆったりしたり、
・お茶の時間を設けて会話を楽しんだり、
・新聞や雑誌を読んだり、
・休憩の時間に体を動かしたり、
・ペットと遊んだり、
・友達と遊んだり、
・お酒を飲んだり、
・非日常的な生活(旅行、レジャー、芸術鑑賞など)を楽しんだり
しているように思います。

 1や2は、エネルギーを多く使う分、ストレスも多くなり、4の時間が、必要になります。

 中には、4を「したいこと」にして生活している人もいます。その方が、多いかもしれません。

 「何のために、生きているのか。」と、人生の目的を考えた時、本当に今の時間の使い方でいいのだろうかと、問いたくなります。

 とても勿体ない時間の使い方をしていると感じる、今日この頃です。

 よりよく生きるためには、3の時間を増やす事だと考えています。

感情や思考がぶつかり合い、葛藤を生み出すのではなく、両者を生かしながら、程々にエネルギーを使い、「した方がいい。」事にしてしまうのです。

・家族のためなら、これをした方がいい。
・組織のためなら、これをした方がいい。
・地域のためなら、これをした方がいい。
・人類のためなら、これをした方がいい。
・地球のためなら、これをした方がいい。

 これが、自分のためになるように思います。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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