利他心は誰にでもある
私たちは、体験を通して、多くのことを学び、自分の生活を充実させています。
でも、学んだ事と学んでいない事の量を比べると、学んだ事は、ほんの僅かで、学んでいない事がとても多い事は想像するまでもないと思います。
初めて知ってびっくりする事があります。
昨晩の会議に参加された75歳になる高齢の方が、薬を一切常用せず、コロナ禍にあっても、ワクチン接種をしていないと話されました。
高齢になれば、高血圧や糖尿などを心配し、薬を常用する事はよくある事です。コロナ禍でワクチンを打たなくても耐えられる身体なんて想像もできません。
当たり前と思って過ごしていた私の日常とは全く違います。
大変驚きました。
話を詳しく伺うと、自然農法で農業を営んでおられ、免疫力が高いから大丈夫だと自負されていました。
考えてみれば、
私たちの身体は、日常的に口にする物で作られています。
当たり前と言えば当たり前の事です。
食べる物の中に何が入っているのかもよく見ることなく、空腹を満たせばよいと考えている私と、常に食べる物に注意を払っている人では、身体が受けるダメージには大きな違いが生まれてくる事は言うまでもありません。
そんな当たり前の事でも、意識しないで生きていると知らず知らずのうちに免疫力や自然治癒力を下げてしまいます。そして、それが現実の社会に反映されているのかもしれません。
アレルギーやガンで苦しむ人が増えているのも、こうした食生活の変化による体質の変化が受け継がれてきた事が一つの要因と考えることもできます。
丈夫な体を受け継ぎ、丈夫な体を後世に引き継ぐためには、食生活にもっと注意を払わなければならないと思いました。
また、健全な精神は、健全な体に宿ると言われますが、ストレス時代と言われる現代だからこそ、もっと身体に配慮した生活に心がける事が大事だと思いました。