3人のレンガ職人の逸話
能登半島地震から20日が過ぎ、復興の動きが見え始めました。そして、支える人の動きも次第に活発になり、石川県は運営に携わるボランティアの募集を15日から始めました。
金沢市にある「1.5次避難所」の「いしかわ総合スポーツセンター」での活動だそうです。
▽避難所内の案内や清掃
▽食料や物資を運ぶ作業など
が、仕事です。
金沢市内に住む人が対象だそうです。
考えてみると、金沢市内ならば、通うこともできるし、食事も自分で用意する事ができます。
また、「1.5次避難所」にも意味があり、一次避難所への通行の問題や受け入れ体制の問題などがあり、一般ボランティア活動が困難な状況にある事が容易にわかります。
「1.5次避難所」であれば、被災地に迷惑をかけずにボランティア活動ができます。
「人の役に立ちたい」という自分の思いだけでは、動けません。
相手の立場に立ち、相手が喜ぶ事をすることが人の役に立つ事になります。
「人の役に立つ」・・・・・これは被災地だけの話ではなく、私たちの日常の生活でも必要な考え方です。
震災から発せられる情報は、私たちの日常生活を見つめ直し、生き方を問う大切な情報として受け止める事ができます。
直接現地へ行って活動できない私ですが、考え方は、役立てる事ができます。
災害時に役立つ情報として受け取るだけでなく、人々の生きる姿から、学ぶ事も沢山あります。
このように考えると、被災地からの情報は、「生きること」を真剣に考える上で役立つ情報に見えてきました。