意思の強さではない
新年を迎え、正月気分も薄れて、通常の生活に戻りつつあります。
日々の生活に追われていると、年初めに立てた目標や夢などを忘れてしまう事があります。
なぜ忘れてしまうのでしょう?
忙しくて目標や夢を忘れてしまう事もありますが、別に原因を考える事ができます。
それを飛行機と滑走路の関係で説明することができます。
目標や夢(具体的な事業)を飛行機、そして、その準備が滑走路の長さになります。
大きな飛行機を飛ばそうとすれば、長い滑走路が必要になります。
いいかえると、年初めに立てた目標や夢の大きさは飛行機の大きさになり、その準備が滑走路の長さになります。
目標や夢を叶えるためには、それを実現させる滑走路を用意してなければ飛ぶ事はできません。
つまり、目標や夢を実現させるためには、必ず、常にその準備とセットに考える事が必要になります。
年初めに立てた目標や夢を忘れてしまうのは、飛行場だけを考え、滑走路をセットに考えていない事が原因かもしれません。
この飛行機と滑走路の関係を日々の生活に当てはめてみると、面白いことに気づきます。
日々の生活に追われていると、なかなか長い滑走路を準備することができず、飛ばす飛行機が、小型飛行機になっている事が多くなります。
つまり、買い物、仕事、娯楽など目の前に起きる出来事への願いとそれにかける準備がそれです。
(早くしたい。安くしたい。楽しくしたい。効率よくしたい。うまくしたい。そのための準備をする。)
旅行や高価な買い物をする時には、それなりの時間をかけて準備をします。つまり、長い滑走路を用意します。
(成功させるために、さまざまな項目(金額、嗜好など)を検討します。)
このように、無意識のうちに飛行機と滑走路を作っています。
ただ、意識的に新しい願いをもった時には、必ずしも飛行機と滑走路をセットにしていない事があるように思います。
新たな取り組みは、意識的に考える類いになるので、滑走路を常に意識していないと実現しにくくなります。
この考えを上手く利用すると、準備を始める時期が早ければ早いほど大きな事業をすることができるということにもなります。
これは、無意識的に行っている事が何の実現につながるのかを明らかにするとかなり大きな目標や夢の実現につなげることがわかります。
例
毎日のトレーニング→健康な生活
コツコツと節約 →金銭的に困らない安心な生活
毎日の明るい挨拶 →豊かな人間関係作り
滑走路を意識するだけで目標や夢の可能性が広がります。