必ず壁が現れる
先の見えない不安定な時代に生きている私たちは、夢を語りづらくなっているように思います。
子どもたちに「夢をもって生きなさい。」といくら言っても、大人自身が夢をもって生きていなければ、説得力がありません。
長期的な視野に立った大きな夢から、目の前の現実に合った小さな夢まで夢にも色々あります。
どんな夢でも、実現させるためには、夢を叶えたいという強い意思が必要です。
夢が実現しない大きな理由の一つが、「夢を忘れる。」事だそうです。
諦めるのも、この一つになります。
叶わないと諦めた瞬間に夢は消えてしまいます。
長期的視野に立った夢ほど、忘れ易く、叶いにくくなります。
私は、この「忘れる」を防止するために、夢をA4用紙1枚にまとめて、ラミネートします。
記述するときは、文末は、現在または現在進行形にします。
そのため、少々変な表現になります。
例えば、
「約束をしました。」→「約束をしています。」
「新たな方法を考えました。→「私は新たな方法を考えています。」
「選択しました。」→「選択をしています。」
夢が叶った世界を具体的にイメージした文章に仕上げます。
これを「私の物語」として100日間、毎朝読み続けます。
お百度参りではありませんが、心を込めて読みます。
脳は、現実とイメージを区別できないので、夢が叶ったイメージがそのまま現実になっていると錯覚し、感情を高ぶらせてくれます。
まさに夢の先取りをしているようなものです。
ワクワクしながら、毎日の生活をする事になります。
そして、夢を意識するため、具体的な内容がふと浮かぶこともあります。
夢を忘れず、意識して生活するためのこの取り組みは、私の生活の中で生きています。
例(一部)
私は、親子ピクニックを計画しています。提案している内容を役員の皆さんは、とてもよい取り組みだと評価しています。
笑顔に満ち溢れ、よりよい事業になる前向きな意見が飛び交っています。
私は、応援していただいている仲間がいる事に胸をワクワクさせています。
人の動きや物の準備など役立つ情報が次から次へと湧き上がっています。
皆で1つの事業を成功させようと、精一杯取り組んでくださる仲間に感謝の気持ちで一杯になります。