生き抜く力
行政が行うDX研修会に参加しました。
始まる前に部屋で待機している時に、大きな声で、この研修について批判的なことを話されている方がいました。
日頃から行政に対する不満をお持ちの方のようで、次々と話題が膨らみ話が終わりません。
結局、司会が開始の挨拶をされるまで、話し続けられました。
場の雰囲気が、とても悪くなっているのを感じました。
否定的な事をいくら話されても現実を変える事ができない以上、むなしさを感じます。
講師の方は、本日の研修内容を参加者の方々にわかりやすく説明しようと精一杯取り組んでいます。
行政職員は、決められた内容をきちんと時間内に行おうと支援に専念しています。
それぞれが、自分の立場を全うしているように思います。
参加者としては、研修内容を身につけて、実践できるように努力する事が大切になります。
前向きに研修を受けようとする場合と、仕方なく研修を受けようとすると場合では、同じ研修を受けても習得できる内容が異なってきます。
私は、場の雰囲気をよい方向にするために、内容を深める質問をしました。
案の定、次々と内容の理解を深めるための質問が出てきました。
最初に不平不満を話していた方も内容を深める質問をされ、場の雰囲気が変わったように感じました。
私にとっては、既に身につけている内容が多くて、復習をしている感じがしました。
そこで、他の方が、質問されている最中に、実践的で私仕様になるように個別に支援を受けました。
お陰で負担も少なく効率的な仕事ができる仕様に変える事ができました。
研修をどのように捉えて、どのように利用するかは自分次第です。
目的意識を明確にし、前向きに研修に参加すれば、必ずそれに見合った学びができると実感しました。