限界を感じる時
いろいろな自分を見つめながら、自分勝手に生きている自分に気づきました。そして、妻に負担をかけていた事に気づき、シーツ敷きを自分の仕事にしようと取り組み始めた私です。
誰かに言われたわけでなく、妻への感謝の気持ちから始めた仕事ですから、負担を感じる事はなく、仕事をしています。
自分の中にある「誠実さ」が私を揺り動かし、仕事をさせています。
シーツ敷きをする事に決めた「誠実さ」は、新たな発見を導き出してくれました。
今朝、父の介護を終えて自宅に戻ると、妻は、台所で朝食の準備をしていました。
着替えのために寝室に入ると、シーツは敷かれたままです。
「そうだ。シーツを布団干しにかけて置くと妻の仕事が1つ減るぞ。」と思い、早速布団干しにシーツをかけました。
何となく温かい気持ちが湧き上がってきました。
そして、何もなかったかのように着替えをしました。
妻から感謝をもらおうと報告することもなく、妻が気づく気づかないに関わらず、妻の仕事を減らしたことに満足している自分がいます。
感謝を形にする事ができた喜びが自分の中にありました。
「これでいい。妻のためにできる事が1つ増えた。」と思いました。
私の中にある「誠実さ」が、私を成長させてくれた・・・そんな感じがしました。
そして、
「成長した自分がここにいる」
と思いました。
抽象度を上げたところにも「その瞬間が求める人物(自分)」があります。
誠実な自分
真面目な自分
素直な自分
謙虚な自分
根気強い自分
思いやりのある自分
発想豊かな自分
負けず嫌いな自分
探究心のある自分 など
抽象度を上げたところの人物像の方が、成長につながりやすいかもしれません。
先日取り上げた
一個人としての自分
親としての自分
祖父としての自分
パートナーとしての自分
社会人としての自分
経営者としてに自分
地域人としてに自分
相談者としての自分 など
役割としての人物像(例えば、親としての自分)だと1つの自分を成長させる内容が多く、成長が見えにくいくなります。そのため、(親として)成長したという実感が湧きにくい感じがします。
その点、今回取り上げた「誠実な自分」の方が、成長を実感できそうです。
まず、自分の中にどんな自分がいるのか探り、そして、その自分が活躍できる場を作る方が、成長につながる感じがしました。