誰が、感謝を形にした?

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 いろいろな自分を見つめながら、自分勝手に生きている自分に気づきました。そして、妻に負担をかけていた事に気づき、シーツ敷きを自分の仕事にしようと取り組み始めた私です。

 誰かに言われたわけでなく、妻への感謝の気持ちから始めた仕事ですから、負担を感じる事はなく、仕事をしています。

 自分の中にある「誠実さ」が私を揺り動かし、仕事をさせています。

 シーツ敷きをする事に決めた「誠実さ」は、新たな発見を導き出してくれました。

 今朝、父の介護を終えて自宅に戻ると、妻は、台所で朝食の準備をしていました。
 着替えのために寝室に入ると、シーツは敷かれたままです。
 「そうだ。シーツを布団干しにかけて置くと妻の仕事が1つ減るぞ。」と思い、早速布団干しにシーツをかけました。

 何となく温かい気持ちが湧き上がってきました。

そして、何もなかったかのように着替えをしました。
 
 妻から感謝をもらおうと報告することもなく、妻が気づく気づかないに関わらず、妻の仕事を減らしたことに満足している自分がいます。

 感謝を形にする事ができた喜びが自分の中にありました。
 「これでいい。妻のためにできる事が1つ増えた。」と思いました。

 私の中にある「誠実さ」が、私を成長させてくれた・・・そんな感じがしました。
そして、
「成長した自分がここにいる」
と思いました。


 抽象度を上げたところにも「その瞬間が求める人物(自分)」があります。

 誠実な自分
 真面目な自分
 素直な自分
 謙虚な自分
 根気強い自分
 思いやりのある自分
 発想豊かな自分
 負けず嫌いな自分
 探究心のある自分  など
 
 抽象度を上げたところの人物像の方が、成長につながりやすいかもしれません。

先日取り上げた

 一個人としての自分
 親としての自分
 祖父としての自分
 パートナーとしての自分
 社会人としての自分
 経営者としてに自分
 地域人としてに自分
 相談者としての自分  など

 役割としての人物像(例えば、親としての自分)だと1つの自分を成長させる内容が多く、成長が見えにくいくなります。そのため、(親として)成長したという実感が湧きにくい感じがします。

その点、今回取り上げた「誠実な自分」の方が、成長を実感できそうです。

 まず、自分の中にどんな自分がいるのか探り、そして、その自分が活躍できる場を作る方が、成長につながる感じがしました。

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須田敏男
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須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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