可能性を広げるのは、意思
これまで「信頼」できる人=任せて安心できる人と考えていました。
任せて安心できる人は、自分で決めた事に責任をもち、最後までやり遂げてくれます。
ミスがあったり、手抜かりがあったりする人は、安心して任せる事ができないために信頼できない人の類になっていました。
ミスや手抜かりがあると、相手に対して、不平や不満が募り、ストレスも溜まります。
しかし、ミスや手抜かりがあっても、ミスや手抜かりをカバーすれば、何とかやり遂げられる事ができます。
これは、チーム対抗ゲームに似ています。
同じチームの仲間のミスを批判しても、チームとしてプラスに働きません。ミスをカバーする事ができれば、勝利に導く事ができます。
そしてまた、チーム内の一人一人の能力を捉え、勝つために努力し合う方が、強いチームになります。
ミスや手抜かりを許容し、自分のできる精一杯を示す事がチームの勝利に貢献する事になります。
この考えで、組織をまとめて行く事ができれば、組織が家庭であっても、会社であっても、地域であっても、強い組織になると思いました。
一人ひとりの資質能力は、違っています。そして、足りない事もあります。それをカバーし合えるかどうかがチームにとって重要です。
同じ方向を向いてカバーしながら歩んでいる事が、信頼につながる事だと気づきました。
今の社会では、問題が起きるとすぐにトップが謝罪をします。
他人事にしているため、批判をすることはあっても、許容する事がないように感じます。
私自身も、信頼できないと判断し、許容せず、他人事にし、批判を繰り返していました。
同じ方向を向いている仲間として、ミスや手抜かりを許容し、カバーする事ができれば、もっと強いチームになるはずです。
いろんな組織に属していますが、その一つひとつの組織の中で、ミスや手抜かりを許容し、カバーしているかと言えば、できていない事があります。批判し、信頼できないと判断してきました。
組織の一員として、1つの目標に向かって、強いチームにするために、自分事他人事とは関係なく、自分の持てる力を精一杯発揮し、努力する事が大事だと思いました。
強い家庭、強い会社、強い地域があるとすれば、その努力をする信頼に支えられた支え合いのできる強いチームだと思います。
反対に、批判し、許容できないチームは弱いチームだと思います。
では、
「あなたは、強いチームにするために、何をしていますか、そして、まだできることはありませんか?」
と、自問自答しています。