続ける難しさ

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 2年余り続いた習慣化トレーナートレーニングを終えて、習慣化については、ある程度理解をし、実践力が身についてきたように思います。
 2022年7月25日から今日まで、毎日コラムを書き続けられたのも、その成果だと思います。
 3年続いてはじめて、習慣が身についたと言われているので、まだまだ道半ばです。
 
 この1年を振り返ってみると、まだまだ意思の力を借りないと書き続けられない取り組みだと思っています。
 始めた頃よりは、少ない力で書く事ができるようにはなりましたが、「何を書こうか。」と題材に困ったり、書く時間の確保で悩んだり、他の取り組みとの調整に苦しんだりする事が少なくなってきたように思います。

 一番大変だったのは、生活環境の変化でした。
 父の入院により、実家にいない時と実家にいる時では、時間の使い方が異なります。
 朝早く起きる父の介護があると、書く時間が中断します。それでも効率を上げて書き込む努力をし、意思の力を十分活用して書き終えます。
 一方、介護のない生活になるとゆとりができた分、気が抜けたように効率が下がり、時間をかけて、書き込みをすることが増えてしまいます。
 ここに意思の力が必要になります。

また、書き込みの時間が伸びると他の取り組みに影響を及ぼすため、目安の時間を決めています。
 これにも意思の力を使います。

 習慣になれば、歯磨きのように少ない意思の力でサクサクと取り組む事になります。この事とくらべてもまだまだ習慣になっていないと実感します。

 この取り組みは、コラムだけのことではありません。

 習慣化しようと思うこと全てに当てはまります。

 意思の力の使い方は、違いますが、意思の力を働かせながら、次第に少ない力で事を済ませる方向に進みます。

 続ける難しさは、この意思の力の調整で決まるように思います。

 必ず意思を働かせてないように邪魔をする感情のエネルギーが必ず湧き上がってきます。この誘惑に負けてしまうと習慣化は遠ざかってしまいます。

 面倒だ。
 つまらない。
 飽きてきた。
 楽をしたい。
 休みたい。

 これら全ては、感情の誘惑です。

 これを意思の力で解消する事になります。

 願いを明らかにしたり、習慣化したイメージを強くしたり、仲間を巻き込んだり、意思の力を働かせてこの誘惑に立ち向かいます。

 ある意味、修行をしているように思います。

 そして、続ける事は、意思を強くする方向になっているように感じています。

 意思が強くなれば、どんなことでも習慣化できそうに思います。

 今後は、気づきにくい思考習慣にも挑戦してみようと思います。

・なかなか手放せない自分
・ありがたさよりも申し訳なさを優先する自分
・こだわりの強さが目立つ自分
・柔軟さより硬さが目立つ自分
まだまだたくさんあります。
思考習慣は、行動習慣よりも時間がかかりそうです。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

須田敏男プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長年にわたる小学校の教頭の経験を活かした家庭支援のプロ

須田敏男プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼