習慣が続かないわけ
ゴミステーションの利用が徹底されず、ゴミが散乱したり、違反ゴミが出されたりする事があり、ご近所の方から、訴えがありました。
チラシを作って対応しますが、訴える人は、限られています。
この方は、毎朝、家の周りを掃除されます。また、休みの日には、よく洗車してみえます。
このことから考えると、かなり綺麗好きな方ではないかと想像できます。
だから、毎日利用するゴミステーションが汚れていると気になって仕方がないのだろうと思います。
30軒ほど利用するゴミステーションですから、いろいろな方がいます。
特に自治会に入っていないアパートの方も利用されるため、意思の疎通が上手く取れない事も利用が徹底しない理由の一つかもしれません。
ただし、この方のようにゴミステーションを利用する皆さんが、気になっているかと言えば、そうではありません。
これは、脳の働きによるもので、脳は、意識を向けた事の情報を必死で集めようと働きます。
綺麗好きな人は、綺麗な状態にある時には、安心感や満足感が湧き上がりますが、そうでないと違和感や不満を持つことになります。
感情が湧き上がると感情が収まる方向に行動する事になります。収まらないとそれがストレスになります。
ストレスを緩和する方の一つが、私への訴えになったのだろうと思います。
これまでは、ルールを守るためのチラシを作っていましたが、今回は、この方のようにゴミステーションを綺麗に保つ人を増やしたいとの思いが伝わるようにチラシを作りました。
チラシには、意識が綺麗なゴミステーションに向くように、掃除をされた時の気持ちの記事やゴミステーションの状態を写真を載せました。
今後、チラシの効果があるか、見届けようと思います。
一人でも綺麗に保ちたいと思い、行動に移してくださる人が増えれば、訴えた方の負担も軽くなり、ストレスの緩和にもなります。
みんなで協力しながら住みよい地域を作る事は、地道ですが、このような地域のために動く人を増やしていく事だと思います。
できる事は、何でもやってみようと思います。