限界まで続ける
知らない事があると、すぐにインターネットを活用して、情報を集め、簡単に知る事が、多くなりました。
漢字一つでも、辞典を使って調べるよりも、早く調べる事ができます。便利な時代になったと思います。
これは、知らないことを知っているから、調べることができますが、知らない事さえ知らない事は、調べることもできません。
知らないことさえ知らないで、判断を下す時には、大きな過ちを犯すことになりかねません。そして、もし、その判断によってなくなるものがあれば、取り返しがつきません。
私たちは、知っている事だけで判断するため、知らない事を知っている者が、知っている情報を伝える事は、大変重要なことになります。
私が今抱えている問題には、情報不足により、問題になっている事が多いのではないかと、感じています。
今見えている事実のみで判断し、誤まった判断を下さないか心配になります。
1つの事に長く携わっていると、多くの方が知らないことを知っている事が多くなります。
今ある姿が歪であっても、それが歪になるだけの歴史があり、初めから歪だったとは限りません。
歪になっていく過程を知っているのであれば、その事実を伝える事が、正しい判断を下すための材料となります。
活動の継続
資金の収集
施設の存続
など抱える問題は、地域を変える大きな問題です。
人材不足、資金不足などの問題がある事は容易に判断できますが、それを根拠に判断する事は、「知らない事さえ知らない」判断を下すことになります。
判断する材料として、知らない事実を伝える事は、知っている者の果たす役割だと思います。
判断を下す前にできる限り、隠れている事実を記憶の中からでも掘り起こし、伝える責任があるように思います。
持続可能な地域作りは、どの地域においても重要なテーマだと思います。
地域を支えてきた人の思いをこれまでの営みと共に伝えていく事が、隠れた事実を伝えることになると思います。