共助の役割
夏休みのラジオ体操には、子どもたちだけでなく、保護者や地域の方が集まり、順調に行われています。
その中に、お母さんに連れられ参加している4歳ぐらいの男の子の子がいます。
皆さんとは動きが異なりますが、真似をしようと体を動かす無邪気な動きがとても微笑ましく、笑顔を誘っています。
何とも言えない温かい雰囲気の中でラジオ体操ができる事が嬉しくなります。
彼が醸し出すエネルギーが、会場全体を明るくしてくれているように感じます。
このようなみんなを生き生きさせる正のエネルギーもあれば、みんなを暗い気持ちにさせる負のエネルギーもあります。
そして、場の雰囲気は、個々のもつそれぞれのエネルギーの総和で作られるように感じます。
朝起きたばかりでまだ十分に力を発揮できない人もいますが、この場の雰囲気が伝わり、次第に元気になっていくように感じます。
私たちは、環境の影響を受けやすいのですが、その私たち一人ひとりが、場を作っています。
4歳の彼のような存在が、場の雰囲気を作る事ができ、多くの人に影響を与える事ができると考えると、私たち一人ひとりにも、場の雰囲気に大きな影響を与える可能性がある事がわかります。
一生懸命に活動に取り組む姿や動きをよくしようと目当てを持って取り組んでいる姿や笑顔で楽しく活動する姿からは、正のエネルギーを受け取る事ができます。
逆につまらなそうに活動する姿や形式的であまり意欲を感じない姿を見ると負のエネルギーを感じます。
ラジオ体操に限らず、1つの取り組みを一緒にする時、このエネルギーの交流が場に起きているように思います。
互いに正のエネルギーを出し合っていれば、かなりよい取り組みができそうです。
正と負があれば、そのエネルギーの大小によって取り組みが前向きになるか、後退するかが決まります。
目標や笑顔は正のエネルギーになります。逆に不満や愚痴は、負のエネルギーになります。
自分が醸し出すエネルギーを意識しながら、場に臨む事ができれば、場に貢献する事ができます。
目標を持っていますか?
笑顔でいますか?
正のエネルギーを場に供給するためにも、一人ひとりがこのことを意識できるようになるとよいと思いました。
ラジオ体操も始まったばかりです。
楽しい夏休みを過ごすための大切な朝のひと時を充実した時間になるように、場に貢献できるための声かけをしようと思います。
まずは、挨拶が大事かと思いました。
笑顔で挨拶する姿が、増えると雰囲気も明るくなります。
「誰にでも笑顔で挨拶する私」を目標に取り組んでいこうと思います。