イメージ力の差が未来の差
仕事を頼んだ時、期待以上の仕事をしてもらうと感謝の気持ちが、湧き上がってきます。逆に期待に応えていない場合は、残念に思うだけでなく、相手を否定したり、不信感を抱いたりします。
このように考えているので、頼まれた仕事は、相手の期待に沿うように努力します。
そして、期待通りの仕事ができないと思うと、大変申し訳ない気持ちで一杯になります。
このように考える事は、当たり前だと思っていましたが、これは当たり前ではないということがわかりました。
思い通りに仕事をしていただけない人が現れて、初めて気づきました。
仕事そのものに不満があったり、引き受けなければならない理由がないと考えたりしていると、相手の期待に応える気持ちは生まれません。
大変だと思いますが、これが現実です。
よい仕事を一緒にするためには、まずこの辺りが重要なのかもしれません。
仕事の価値を感じとっているかどうか
個人の存在意義を感じているかどうか
「私だから、仕事を頼まれた。」「やり甲斐があり、取り組みの評価を得て認められたい。」
という考えが、よい仕事を作り出します。
逆に「私がしなくてもよい仕事だ。」「この仕事をしても大した評価は得られない。」
という考えが、つまらない仕事を作り出します。
人は、考えたような人間になっていくと言われますが、まさにその通りだと思いました。
「立場だからこの仕事をしても当たり前」という気持ちを持ちながら、仕事を依頼しても、よい仕事をしてもらえるとは限りません。
「仕事を引き受けていただけるだけでありがたい。」
そして、
「一緒に仕事をしていただけるだけでもありがたい。」
と、相手への感謝の気持ちをもって仕事を依頼したいと思いました。
そして、期待したり、負担にならないように心がけたりしたいと思いました。