感謝の気持ちを持って

須田敏男

須田敏男

テーマ:生き方

 仕事を頼んだ時、期待以上の仕事をしてもらうと感謝の気持ちが、湧き上がってきます。逆に期待に応えていない場合は、残念に思うだけでなく、相手を否定したり、不信感を抱いたりします。

 このように考えているので、頼まれた仕事は、相手の期待に沿うように努力します。

 そして、期待通りの仕事ができないと思うと、大変申し訳ない気持ちで一杯になります。

 このように考える事は、当たり前だと思っていましたが、これは当たり前ではないということがわかりました。

 思い通りに仕事をしていただけない人が現れて、初めて気づきました。

 仕事そのものに不満があったり、引き受けなければならない理由がないと考えたりしていると、相手の期待に応える気持ちは生まれません。

 大変だと思いますが、これが現実です。

 よい仕事を一緒にするためには、まずこの辺りが重要なのかもしれません。

 仕事の価値を感じとっているかどうか
 個人の存在意義を感じているかどうか

 「私だから、仕事を頼まれた。」「やり甲斐があり、取り組みの評価を得て認められたい。」
 という考えが、よい仕事を作り出します。

 逆に「私がしなくてもよい仕事だ。」「この仕事をしても大した評価は得られない。」
 という考えが、つまらない仕事を作り出します。

 人は、考えたような人間になっていくと言われますが、まさにその通りだと思いました。

 「立場だからこの仕事をしても当たり前」という気持ちを持ちながら、仕事を依頼しても、よい仕事をしてもらえるとは限りません。

 
「仕事を引き受けていただけるだけでありがたい。」
 そして、
「一緒に仕事をしていただけるだけでもありがたい。」
と、相手への感謝の気持ちをもって仕事を依頼したいと思いました。
 そして、期待したり、負担にならないように心がけたりしたいと思いました。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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